歴史民俗産業資料館
三条市歴史民俗産業資料館の建物は、1935(昭和10)年に建設された「武徳殿」を利用しています。武徳殿とは、剣道場や柔道場、弓道場などを備えた武徳鍛錬の場として戦前・戦中時期に日本各地で建設された建物です。
戦後は、公会堂、公民館、青少年育成センターなどに使用され、1989(平成元)年に歴史民俗産業資料館として開館し、2009(平成21)年に国登録有形文化財となりました。
詳しくは下記ページをご覧ください。
国登録有形文化財(建造物)「三条市歴史民俗産業資料館(旧武徳殿)」


公式X(旧Twitter)
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施設概要
「川」と「ものづくり」が生み出した「三条」。
三条市では、旧石器時代から石器づくりが始まり、縄文時代には土器や土偶の製作が行われました。江戸時代には市内を流れる信濃川と五十嵐川を輸送路として商売が発展し、鍛冶で生み出された金物製品が重要な産業となり、現在も「ものづくりのまち」として知られています。
三条市歴史民俗産業資料館では、「三条らしさ」というものが豊かな自然を育んだ「川」と、「ものづくり」の創意にみちた人々の営み、その中での人々のくらしによって、どのように醸成されたのかを紹介します。

常設展
旧石器時代・縄文時代の遺跡出土品や江戸時代以降に作成された古文書や、江戸時代から続く祭りの道具、昭和時代の家電製品や民具などを通して、「三条らしさ」がどのように醸成されたのかを紹介します。
また、三条市と隣の燕市は全国でも有数のものづくりのまちであり、「燕三条地域」として知られ、ものづくりやそれに関わる文化を学べ体験できる施設、地場製品を購入できる施設が数多くあります。これらの施設情報を「燕三条地域の文化・産業施設」として地図で紹介しています。
企画展
年数回、常設展とは異なる視点やテーマ、常設展の一部を掘り下げるテーマで企画展を開催します。
現在開催中の企画展
「墨壺コレクション展」
三条市内のコレクターが収集した墨壺や、三条市内の職人によって製作された墨壺を紹介しています。
会期:2023(令和5)年9月21日(木曜日)~11月26日(日曜日)
窓口販売物
市の刊行物や当館オリジナルグッズなどを販売しています。
詳しくは、下記のページよりご確認ください。
利用案内
開館時間:午前9時〜午後5時
- 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、毎月末日(土曜・日曜・祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日〜1月3日)
- 入館無料
- 住所:〒955-0071 新潟県三条市本町3-1-4
- 電話番号:0256-33-4446
- ファクス:0256-33-7060
- 資料館へのアクセスは、下記ページよりご確認ください。
旧図書館本館を改修した歴史民俗産業資料館別館の開館について
三条市元町地内にある旧図書館本館施設の1階部分を改修し、歴史民俗産業資料館別館として開館するべく現在整備をしています。
今後、施設専用のホームページやSNSも開設していく予定です。
・開館時期:令和6年3月末(予定)
・館内構成:名誉市民の顕彰の場としての「名誉市民ギャラリー」と市民の創作活動の発表の場、鑑賞の場の拠点としての「文化芸術ギャラリー」を設置します。
・展示方針(名誉市民ギャラリー):三条市が誇る名誉市民の顕彰の場として、市政の発展に貢献した方々の偉業を伝えることにより、三条市民としての誇りの醸成と、生涯学習の推進、文化振興に資することを目指すもの
・展示予定資料(名誉市民ギャラリー):歴史民俗産業資料館で保存・展示している名誉市民に関する資料(日本画、写真等)やジャイアント馬場氏の愛車キャデラックなどを展示します。
・三条市の名誉市民紹介ページはこちら
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更新日:2023年03月17日