インクルーシブ教育の進め方について(令和6年4月30日回答)
御意見
日本は国連から分離教育を中止するよう勧告を受けたにも関わらず、インクルーシブ教育が進まない理由は何ですか?
障がいの有無で、通常級とそうでない場所に分けるのは差別ではないのですか?
通常級の中で、支援員を増やすことはできないのですか?
予算や人員不足という理由は大人の都合なので、三条市で今後どのようにインクルーシブ教育を進めていくのかお伺いしたいです。
回答
三条市では、子供が授業内容を理解し、学習活動に参加している実感や達成感を持ち、充実した時間を過ごしながら生きる力を身に付けていけるよう本質的な視点に立ち、インクルーシブ教育システムの実現に向けて障がいのある子供と障がいのない子供が同じ場で共に学ぶことを推進しています。
一方で、障がいのある子供の自立と社会参加を見据え、障がいのない子供との学びだけでなく、障がいの状態等や個の教育的ニーズに応じた学びの場を設定し的確な指導ができるよう、通常の学級、通級による指導、特別支援学級での指導など、連続性のある多様な学びの場の一層の充実・整備も進めていく必要があると考えております。
現在も行っている通常学級における特別支援教育支援員による支援についても、障がいのある子供たちのより良い学びの実現に向け、引き続き支援員の人数や支援方法等について検討を重ねてまいります。
問合せは
学校教育課 電話0256-45-1112
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更新日:2024年04月30日