一ノ木戸小学校及び第二中学校の消防設備管理について(令和6年4月19日回答)
御意見
一ノ木戸小学校及び三条第二中学校の消防設備管理についてお聞きします。
令和6年2月1日深夜に上記施設の火災報知器が鳴動し、周辺地域に「火事です!火事です!火災が発生しました!」との自動音声がかなりの音量で流れました。
SNSでは周辺に住む方々からの不安の声が散見されました。近隣に在住する私のところからもはっきり確認できましたが、消防・警察の方々も現着しており火災の気配もなかったため誤報であろうと判断し、適切な対応をとっていただき、再発はしないだろうと考えておりました。
しかし昨日、令和6年4月2日0時ごろ前回の誤報と同じような現象が起こりました。また同日午前3時頃、2度目の火災報知器鳴動を確認いたしました。
近隣には、大音量で火災を警告する音響が響き日常生活(主に睡眠ですが)に支障をきたす事態となりました。
今後の周辺住民の生活に支障をきたしかねない案件と判断し、上記施設を管理統括する市当該部局はどのように対応してきたのか、今後再発防止に向けて当該施設にどのような指導、援助を行っていくのか、三条市長の見解をお聞きしたく筆をとりました。
疑問点としては
1、機器の不具合であるならば2月の誤報時点で対策がとられていたにもかかわらずなぜ再発してしまったのか。原因は特定できているのか。
2、近隣住民に不安を与えた一連の案件は再発を繰り返すうち、陳腐化し防災意識の低下に繋がりかねない案件です。どうして起こったのか、今後どう対処していくのかといった情報公開は適切に行われたのでしょうか。もし行われていたのであればどのようなメディアを準備すれば受信することができたのか。
3、仮に不具合が機械の機能的なものではなく、悪意のある人為的なものであった場合、監視カメラや人感センサーなどを活用した対策が必要となります。その際に市としては必要な予算措置を行うことができるのか。
以上3点に集約できます。
確かに、安眠を妨げられたことに対する不満はございます。ただそれ以上に、なぜ誤報は続くのか、それに対しての対策はどう講じられているのか。
安心して、三条市で暮らすための情報が欲しいです。
このような形をとり大変に恐縮ですが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
回答
この度の火災報知器の誤報により、近隣住民の方々に御迷惑と御心配をお掛けし申し訳ございませんでした。
2月に誤作動が起きた後、設備管理の点検を行い、火災報知器の設置場所への風雪の吹き込みが原因で起きた可能性が高いと判断されました。ほかに不具合がなかったため、その時点での点検で今回の誤作動を予測することができませんでした。
今回の誤作動は結露が原因で起きた可能性が高いことが分かっており、火災報知器の設置場所での火災発生の危険性が低いと判断したため、取り外すことといたしました。
日頃から学校の消防設備は適切な維持管理に努めているところですが、今回のような誤報は地域住民の皆様に御迷惑をお掛けするだけでなく、御指摘のように防災意識の低下につながるおそれがあると認識しております。
地域の皆様に不安なく過ごしていただけるよう、今後も引き続き施設設備等の点検を実施するだけでなく、誤作動を起こす要因をできるだけ排除するよう努めてまいりたいと考えております。
また、市内全校において、学校が閉まっている時間帯に外部から侵入する者がいた場合、防犯センサーが感知し警備員が駆け付ける体制を取っております。
お問合せは
教育総務課 施設管理係 電話0256-45-1117
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更新日:2024年04月30日