【2月号】80歳を過ぎても、みんなで卓球がしたい

卓球サークル 卓友会
プロフィール
卓友会(たくゆうかい)
大崎会館(旧大崎公民館)を拠点に活動し、卓球を楽しむ卓友会。
サークルの始まりは公民館主催の初心者卓球教室で、教室終了後もみんなで卓球を楽しみたいとの思いからサークルに移行して活動を続けています。
活動中はいつも笑い声が絶えない卓友会の皆さんに、笑顔で活動を続けるためのヒントを伺いました。
このメンバーで続ける卓球が楽しい
―普段の活動内容を教えてください。
(小林 明夫さん(78歳))
月・水・土曜日の週3回、みんなで集まって卓球を楽しんでいます。
月曜は午前中に保内の分館で、水曜と土曜はここ大崎会館で活動しています。メンバーは、活動する曜日にもよりますが、だいたい10人くらいですね。
もともとは、公民館の初心者卓球教室だったんですが、このメンバーで卓球を続けたいと思い、サークルに移行して活動をしています。
ここで卓球をしていると、体力づくりにもつながっているような気がします。足腰も丈夫で、外出しているときも歩きに安定感があります。
目指せ、介護されない体づくりですね。
小林さん
活動の様子
体を動かすことで認知症予防につなげる
―活動を始めたきっかけを教えてください。
(佐藤 美智子さん(68歳))
始まりは、認知症予防のために何か活動したいと思ったからです。
認知症は発症するまでに時間がかかると聞いていたので、早めに対策をして予防できるといいなと思いました。
なので、卓球のほかにもゴスペルやギターなど体や頭、手先などを使うものなど色々な活動に取り組んでいます。
卓球を選んだのは、当時中学生だった子どもからの影響でした。35歳のときから始めて、体育文化センターで行っていた初心者卓球教室にも半年ほど通いました。
その後、病気をしてしまい、10年ほどブランクが空いたのですが、体の調子も良くなってきて「また卓球がしたい」と思っていたときに、大崎公民館で初心者卓球教室の受講生募集を見つけて参加することにしました。
そこから、また卓球を始めてずっとこのメンバーで活動を続けています。

佐藤さん
失敗してもみんなで褒め合う
―活動の中でやりがいを感じる瞬間はどんなときですか
(小林さん)
みんなで楽しく活動できるように、とにかく褒め合うようにしています。
大人になるとなかなか人から褒められることは少なくなるので、ここに来て「すごい!」と褒められることがやりがいになっていますね。
なので、失敗したときも、とにかく良いところを見つけて褒め合って、みんなで笑ってストレス発散しています。
一人暮らしの方もここに来ると笑って帰るので、みんなで楽しめる場になっていると思います。
新しい活動へのチャレンジ
―今後やってみたい活動について教えてください。
(佐藤さん)
今、自分自身も介護をしていますが、同じく家族の介護をしている人たちに、少しでも自分のために時間を設けて、自分がしたい活動をした方が良いと伝えたいです。
介護をしていると、どうしても余裕がなくなってしまい、自分のために時間を使おうと考えることが少なくなる人も多いと思います。
でも、自分のために時間を使わないと、気持ちの面でどんどん行き詰まってしまいます。
少しでも時間を割いて、自分のために時間を使って何か活動をすることが、気持ちを発散することにもつながるので、ぜひ自分が楽しめる活動を見付けて取り組んでもらいたいです。
休憩中も笑顔が絶えません
とにかく笑顔で楽しく活動をすることが、長く活動を続けていくための大事な要素だと感じました。
卓友会の皆さんがいつまでも楽しく活動を続けていけるよう祈っております。
集いの場マップ

集いの場マップ
「集いの場マップ」では、公民館サークルを始め、地域のお茶のみサロンなど様々な集いの場を紹介しています。
「集いの場」とは、「地域の高齢者の方などが自主的な運営により、月1回以上定期的に集まる場」としています。
どんな集まりかは、それぞれの「集いの場」によって違います。体操や趣味活動、おしゃべりなど様々です。
セカンドライフ応援ステーション

セカンドライフ応援ステーションイメージキャラクター セカラちゃん
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更新日:2023年02月28日