スマートウエルネス三条の推進

    市民の誰もが生涯にわたり「明るく、楽しく、元気よく」暮らし続けるために、外出し、人と交流することで意識せずとも自然と健康で幸せ(=“健幸”)になるまちづくりを進めていきます。

ステージえんがわ周辺のにぎわいの様子

スマートウエルネス三条の目指す姿

人生100年時代すら構想される今日、生涯にわたり健康で幸せに暮らし続けるためには、健康寿命の延伸が不可欠であり、そのためには、運動や食生活といった日々の生活習慣の改善による疾病リスクの抑制が求められます。

一方で、平成24年度に実施した「高齢者が暮らしやすいまち調査」の結果によると、実際に運動をしているのは健康意識の高い約3割にとどまることが分かりました。

この実際に運動をしていない約7割の健康無関心層に対するアプローチとして、三条市では、ヘルスリテラシーの有無にかかわらず、楽しみ事のために外出して人と交流し、また生きがいを持ち地域で活動することで、心身ともに健康で幸せ(=「健幸」)になることができる環境整備を進めています。

【外出することで「歩く」】

健康のためには適度な運動が不可欠であり、1日に必要な歩数は約8,000歩と言われています。「歩く」ことは道具もいらず手軽に取り入れられる運動ですが、毎日これだけ歩き続けることはなかなか難しいものです。

そこで、まずは家から一歩外に出ることを促すため、まちなかなどにおいて三条マルシェやステージえんがわなどにおいて日常的な外出機会を創出することなどにより、運動を意識せずとも楽しみ事のために外に出て「歩き」、身体活動量を増やすための取組を進めています。

ステージえんがわでのあさいちごはんの様子

【外出先で人と「共に食事をする」】

平成25年度に実施した「高齢者の食と暮らしの調査」によれば、食事を誰かと一緒に楽しむこと(=共食)の頻度が高い人は、生活の満足度が高い傾向にありました。誰かと一緒に食事をすることは、「楽しさ」を生むだけでなく、栄養バランスなどの面で望ましい食習慣の第一歩にもつながります。

そこで、「あさイチごはん」など、地域の飲食店等と協力し、外出した先で人と共に食事を楽しめるための場づくりなどにより、満足度の高い食事をする機会を増やすための取組を進めています。

高齢者のボランティア活躍

また、人口減少が続く中で、重要な地域社会の担い手である高齢者が、生きがいを持ちはつらつと暮らし続けるために、就労はもとよりボランティアや趣味活動などの多様な社会参画機会を充実させ、活動への後押しをすることにより、家族以外の人とのつながりを持ち、生きがいを持ってはつらつと暮らし続けるための取組を進めていきます。

 

三条マルシェ

あわせて、スマートウエルネス三条のモデル地区であるまちなかにおいては、平成31年12月にスポーツ及び文化活動の拠点となる「三条市体育文化会館」を、平成34年度に図書館機能、鍛冶ミュージアム機能、理科教育センター機能を併せ持つ「図書館等複合施設」と、2つの大型複合施設の建設を予定しております。これら2つの拠点施設を中核として、まちなかの場と場をつなぎ、回遊させることで、にぎわいの創出とともに歩いて健幸になる環境整備を進めていきます。

スマートウェルネス三条推進会議

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更新日:2019年04月03日