メタバース役所について(令和6年9月12日回答)

御意見

メタバース役所を導入する前にやることがあるのではないですか?

窓口が予約制になったことすら知らない人もいるのに、誰がメタバース役所なんて使うんでしょう。分からないことがあれば電話やメール、直接窓口に行く方が早いです。

いつも残業をしている課や、業務上古いシステムを使い続けている課だってあるはずです。
このメタバース役所の運営に関わる業務負担も増えているわけですよね。

もっと職員と利用者のための利便性向上に繋がるDXを行うべきだと思います。

せっかく協定を結んだのであれば、自己満足で終わるような施策はせず、有効に活用してください。

優先順位が違いますし、労力、予算の無駄です。
新しいことを取り入れても、こんなものを導入したところで職員、利用者が置いてきぼりになっているように感じます。

なぜこのような施策を行うことになったのか、今後のDXについて、三条市としての見解を回答願います。

回答

人口減少が急速に進む状況が続く中、これまで取組を進めてきた移住促進に加え、当市に対して強い思い入れを感じて深いかかわりを持っていただける関係人口を創出していくことが有効であると考えております。

関係人口の獲得を実現する手法として、現地に行かなくてもつながることができる、メタバース空間等のデジタル技術に着目し、メタバース役所により有効性についての検証を行っております。
メタバースを導入することは、市民にとって、時間や場所を問わず行政サービスを利用できるほか、住民の交流の場としても活用できるメリットがあります。
また、行政にとっても、職員不足を補いつつ、事業に関わる新たな担い手を創出することができるメリットがあります。

今回の実証事業の結果を基に、更に市民サービスに反映できるよう、課題の検証等を実施してまいります。

三条市のDXについては、現在、市民サービスの向上と事務処理の効率化を目指し、各種問題・課題に対してデジタル技術を活用しながら改善を図っております。
この取組は、外部の視点も重要と考え、KDDI株式会社から派遣いただいた外部人材の協力により進めております。
これまでに、子育て支援関係調査事務の省力化や統計調査員との連絡事務の効率化などの取組を行っており、今後も継続してまいります。

 

お問合せは
(メタバース役所に関すること)
地域経営課 コミュニティ推進係 電話0256-34-5646
(DXに関すること)
DX推進課 DX推進係 電話0256-34-5525

更新日:2024年09月30日