野生のサルの対応について(令和6年8月2日回答)
御意見
野生のサルを駆除、あるいは捕獲など対応して欲しいです。
近年被害が酷くなっています。
農作物の被害はもちろん、サルが家の雨どいにぶら下がったり、ベランダから家の中の様子を伺っていたりと怖いです。
日中も夜も、部屋の窓はもちろん、カーテンを開けるのも怖くて出来ません。
もちろん、畑には電柵を設置したり、サル避けの花火を用意していますが、慣れてしまったサルたちには何の意味もありません。
電柵の中にも平気で入ってきて野菜を食べて畑を荒らしていきます。
自然の事は多少仕方がないというのも受け入れていますが、自宅横のパイプ車庫(タイヤや農業用品を置いている)の天幕を破かれました。
補強出来るような状態ではなくビリビリに破かれていましたので、全張り替えが必要です。
修繕費はもちろん、また被害にあったらどうしようという気持ちの面での負担が大きいです。
人が怪我をしなければ大丈夫という問題ではなく、人に被害が出る前に対処していただけないでしょうか?
回答
市では、野生のサルに対し、銃器が使用制限されている区域を除き、発砲が可能な区域において、捕獲等を行っております。一方で、野生鳥獣の出没範囲が広がっているため、電気柵の設置による侵入対策、人の生活圏と棲み分ける環境整備も併せ、総合的に対策を行っていくことが重要であると考えています。
お住まいの付近でも鳥獣監視員による巡回等を行っていますが、サルに人間への恐怖や居心地の悪い空間であることを認識させるために、地域が主体となって、電気柵の設置や見通しの良い緩衝地帯の整備、追い払い活動、鳥獣のエサとなる不要な農産物や果樹の除去などに取り組んでいただいており、市として支援を行っているところです。
これらの効果が発揮されるためにも、地域の皆様には、電気柵の設置場所の草刈りをこまめに行い通電の確保に努めていただくことや、追い払い用花火を使用する際には、複数人での追い払いと追いかけの実施を御検討いただくなど、御理解と御協力をお願いしております。
お問合せは
農林課 農政係 電話0256-34-5652
更新日:2024年08月30日