クラインガルテンについて(令和6年2月28日回答)

御意見

「クラインガルテン」とよばれる貸農園(宿泊施設付き)を三条でもできないか、という提案です。作るのは野菜に限らず、果樹、花木類でもいいと考えます。

全国的にも中高年のみならず、田舎で農作業にあこがれる若い人たちへの発信として展開できるはずです。移住の動機づけにもなります。

育てる作物によっては、農業・園芸・造園などのスペシャリストさんに利用者のアドパイザーになってもらうのもいいです。

大学を作って運営するよりも、はるかに低コストでできます。これは収益事業になるので市が投資したカネは、市のカネとしてリターンされます。

滝沢市長から関連部署にトップダウンするとともに、議会でも審議してください。お願いします。

私の方は不動産営業をやってますので、エリアや土地の提案はできます。

クラインガルテンは、新潟県内では小千谷市が10数年前に事業開始して成功してます。
小千谷は60坪X30区画くらいの規模で、稼働率は100%近いです。利用されている方は関東方面のお客様が多いとのことです。(40万円/年賃料X30区画で1200万円程の不動産収入)
県外では、隣の長野県がすごく多いです。また、茨城県の笠間クラインガルテンはとても参考になるので、ネットで視聴してみてください。

三条でも耕作放棄地や、後継者のいない農地、相続がらみで若い相続人が手に余って困っている土地など、いくらでもあるはずです。そうした土地を応募してもらい、クラインガルテン向けに市が収用しても良いと考えます。土地取得にかかるコストを抑える方策はいくらでもあります。

また、宿泊施設の小屋を建てるのが面倒なら、トレーラーハウスを利用するのもいいです。むしろこっちの方が低コストでできます。建築確認のしばりがないので、諸手続きのことを考えると、むしろトレーラーハウスの方がいいと考えます。トレーラーハウスを利用した事業は全国的なニュースソースにもなります。

若い人たちが古屋・古民家をDIYでリノベーションしてカフェを作って成功している事例はありますが、サステナブル的に人流増加をはかるにはクラインガルテンが最適です。
クラインガルテンでル レクチエを作る・イチジクを作る…は、ちょっと行きすぎですが、三条市の新たな魅力発信につながります。

市はそんな事業にカネは出せない、民間がやれというなら··。三条市は企画立案と事業用地の取得だけにして、運営などは民間業者のJAやスノーピークあるいは不動産事業者あたりを巻き込んでの官民共同プロジェクト事業としてもいいかと思います。
どうか、よろしくお願いいたします。

回答

クラインガルテンにつきましては、家庭菜園や自然が身近にある生活を実現できる場があることによる地域の魅力の創出、短期滞在することによる地域との関係づくりや将来的な移住者の獲得、農地の活用の促進など、様々な効果が期待できる取組と考えています。

事業化を目指すには、収支見込、費用対効果、人口減少社会における将来性などの観点からの検討が必要となる上、民間での開設事例もある点からも、市として実施すべきかを見極める必要があります。

まずは、県内でも先進地である小千谷市の実施状況について調査し、研究させていただきます。

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更新日:2024年02月29日