市長へのたより(水害対策について)の回答に対する質問(令和5年6月30日回答)
御意見
五十嵐川水害復興記念公園(以降、公園)の周辺民家側の堤防の草刈りと、桜の木の伐採については管理者の県に伝えたとのことですが、再び質問させてください。
公園の近くの住民は高齢なので草刈りをすることができません。以前、三条地域振興局から川の水が堤防高を越えて浸食した際に草木の揺れが破堤を招くと言われました。このような状況を鑑みて早急に草刈りを要請します。
堤防にある桜の木については県の許可を得ており、堤防の安全性を損なわないので伐採しないとのことですが、その許可は10年以上前のことです。
2021年7月、静岡県熱海市の伊豆山付近の豪雨の影響で大規模な土砂災害が発生しました。違法な盛り土が崩れ、流木と共に民家を襲う様子がテレビで放映されたのを見て、五十嵐川が豪雨で破堤すると、桜の木が民家を襲うことを懸念しています。最近の災害の状態、特に上述の熱海市の伊豆山の惨状を考慮し、水害対策を練り直して、公園の15本の桜の木の伐採を重ねて要請します。
回答
御指摘の箇所の草刈りについては、県の管理地であるため、御要望を県に伝えました。
桜の木についても河川管理者である県の許可を得た上で堤防外側の盛土箇所に植樹しております。今のところ堤防の安全性を損なうものではないことから伐採を行う予定はありません。
また、五十嵐川水害復興記念公園周辺が破堤の最有力箇所との記載がございますが、当該箇所は新潟県水防計画において、堤防の決壊、漏水、川の水があふれる等の危険が予想され、洪水等に際して水防上特に注意を要する重要水防箇所ではないことから、他の場所と比べ特に危険な箇所ではないと認識しています。
なお、五十嵐川の堤防は県の管理施設となっていますので、堤防の安全性や草刈り等の詳細については、次の部署へお問合せいただくようお願いします。
五十嵐川の堤防について
三条地域振興局 地域整備部 治水課 電話0256-36-2315
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更新日:2023年09月26日