過去の企画展「広川松五郎展」(平成22年度)
過去の展覧会
企画展「広川松五郎展」
平成23年1月8日(土曜日)〜30日(日曜日)
三条市出身の染色工芸家、広川松五郎の作品展を開催いたします。
松五郎は、明治22年に三条市三ノ町 (現本町5丁目)に生まれ、県立三条中学校卒業後、東京美術学校図案科へ入学。卒業後は、私立日本美術学校図案科主任を経て、同学科の教授となり、そのかたわら帝展にも出品。昭和2年(1927)に初入選 したあと、昭和5年には無鑑査となり、昭和8年以降は 帝展・文展・日展の審査員を務めました。
また、東京美術学校在学中、与謝野鉄幹、晶子に師事して短歌に親しみ、その関係から、鉄幹、晶子の詩集の装丁も担当していました。
平成10年の特別展以来、実に13年ぶりとなる今回の松五郎展では、数々の彩り鮮やかな染色・絵画作品をはじめ、松五郎が手がけた装丁本も展示いたします。
巧妙なデザインと確かな画力で描かれた作品はどれも見る人をひきつけてやまないものばかりです。
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更新日:2019年02月22日