過去の所蔵品展「アートは見た目が9割か?」
過去の展覧会
所蔵品展「アートは見た目が9割か?」
前期展:令和2年9月15日(火曜日)~10月11日(日曜日)
後期展:令和2年10月13日(火曜日)~11月15日(日曜日)
芸術の秋にちなみ、当館で所蔵する絵画や書、工芸等の美術作品を紹介します。
博物館や資料館、美術館の展覧会といえば、展示されている資料や作品に、解説パネルやキャプション等で詳細な解説文がついているもの、と考える方が多いのではないかと思います。
それでは、その“解説”がなくなった時、展示されている資料は、見る人の目にどのように映るでしょうか。
例えば、絵画等の美術作品は、視覚的表現でその美しさや面白さを楽しむものです。それがアート本来の楽しみ方のひとつでしょうし、「アートは見た目が9割」ともいえるかもしれません。
しかし、それぞれの作品には制作された時のエピソードや、当時の時代背景、作者が作品に込めた思い等、様々な情報が周辺を取り巻いています。
それらを知ることで、見て感じるものだけではない、別の何かが作品から見えてくるということもあるでしょう。
本展では、このような異なる見方でアートをお楽しみいただけるように、会期を前期・後期と分け、展示の仕方を変えて作品を紹介します。
最小限の解説とともに、作品を見たままに味わう時と、詳細な解説で、作品にまつわる様々な情報を知った後では、見え方や感じ方は変わるでしょうか?それとも変わらないでしょうか?
ぜひ体感してみてください。
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更新日:2020年12月01日