第23回 面接のお礼状は必要か?

結論:出さなくてOK!

現在、一般的な中途採用の面接では、面接後のお礼状を出す必要はありません。
理由はいくつかありますが、シンプルに「お礼状を送ってきたかどうかで、採否の判断が変わることはない」と考えられるからです。

「AさんもBさんも良い人そうだが、Bさんには当業界への適性がありそうだ。今回の募集ポストにはよりふさわしいだろう」という判断がなされているタイミングで、Aさんからお礼状が届いたからといって、「やっぱりBさんを断って、向いていないかもしれないがAさんに決めよう」とは、まずなりませんよね。

えっ!?今ってお礼状出さないの?

就職氷河期以前に就職された方の中には、「えっ!?お礼状は必須でしょう?」とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。今や、面接後に手紙でお礼を述べる習慣は、一昔前の文化になってしまいました。

その背景には

  • メールや就職サイトの普及
    郵送で連絡するよりも手軽で早い伝達手段ができた。
  • 郵便日数の繰り下げ
    郵送に時間がかかるようになり、連絡の行き違いの可能性が出ることにより、お礼状の有用性が下がった。
  • 形骸化した虚礼を排除する風潮
    お礼状以外にも、形だけの習慣を省略する動きが、ビジネスシーンの主流になってきた。

などの動きがあります。

もちろん、担当者によっては、お礼状を喜んでくれる場合も考えられますが、それだけによって、不採用の判断が採用に変わることはほぼないでしょう。

反対に、企業の採用担当者向けのWebサイトで、「応募者からのお礼状・お礼メールには返信すべきか?」というテーマが出ているくらいなので、企業としても悩ましいところのようです。扱い方によっては、「これだけ丁寧に対応してくれたのだから、採用されるはずだ」などと不用意に期待させてしまう可能性があるためです。

かつては応募者が「面接ありがとうございました」の手紙を出すのが主流でしたが…

現在では、かつての常識とは逆に、企業側が応募者にお礼のメールを送ることが増えています。

「面接に来てくださってありがとうございます。面接時に聞ききれなかったご質問等があれば、いつでもお問い合わせください。」
「合否のご連絡は○日後までにお送りいたします。」
というような内容のものが多いようです。

これに対して返信するべきなのか否か?でまたもや悩んでしまうかもしれません。こちらも、特に返信する必要はありません。

しかし、上記のように「ご質問があればどうぞ」と言われた場合は、採否以外で確認したいことを織り込んだメールを返信するとよいと思います。ただし、聞いても聞かなくても入社の意思決定には関わらない内容や、調べればすぐにわかることをわざわざ質問するのは、相手の仕事を無駄に増やすことになりますので、やめておきましょう。

質問メールを送る場合の例文を挙げておきますので、ご参考になさってください。
ちなみに、「質問は特にないけれど、無視するのは気がとがめるのでなにか返信したい…」という方は、下記の例文の〇〇の部分を書き換えて、簡素にお礼を伝えるメールにして送ればOKです。

 

件名:Re:
〇〇〇〇会社
人事部 〇〇様

 

先日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。

「質問があればお問い合わせを」とのことでしたので、面接時にお聞きできなかった〇〇の件についてお伺いしたく、メールいたしました。

貴社の規定では、入社時に〇〇だそうですが、〇〇の場合も適用になりますか。
私は〇〇なので、〇〇が適用されると非常に助かります。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。

面接を通じて、貴社で皆様とともに働きたい気持ちをより一層強くいたしました。
特に〇〇についての展望が興味深く、ぜひ仕事で関われたらと感じました。
選考結果のご連絡をお待ちしております。
以上、よろしくお願いいたします。

 

五葉 松彦
メール:xxx@xxxxx.xxx.xxx
電話:xxx-xxxx-xxxx
自宅住所:xxx-xxxx xxx県xxx市xxx町x-x-xx

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更新日:2026年05月01日