【7月号】活動10年目、まだまだ楽しい。

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高橋 冨士子さん

プロフィール

高橋 冨士子さん(82歳)

介護施設でのボランティア活動を始めて、なんと10年目となる高橋さん。

インタビューで活動内容について伺った際も、「とにかく楽しい」「好きでやっている」と繰り返しお話しされていたのが印象的でした。

7月号では、長く続けているボランティア活動を始めたきっかけや、やりがいなどについてインタビューしました。

(注釈)お名前の漢字に環境依存文字が含まれるため、類似漢字に置き換えて表記しております。

介護施設で職員の皆さんをお手伝い

―普段の活動内容を教えてください。

デイサービスを利用している方へのお茶出しやお話し相手、そして、入浴後に髪を乾かすなどの整容を行っています。

利用者の方とお話しするときは、よく若いときのお話しになりますね。利用者の方の中には、私と同い年の方もおりますが、お年寄りの方とお話しするのが好きなので、楽しく活動させてもらっています。

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活動の様子

きっかけは、家族の介護をしてきたこと

―ボランティア活動を始めたきっかけを教えてください。

家族4人の介護を行ってきたことが、介護施設でボランティアをするようになったきっかけです。自分が介護をしていたときに、介護施設とつながりを持つようになり、ボランティア活動のことを知りました。

介護のボランティアであれば私も協力できると思い、活動を始めました。コロナ禍でお休みしていた時期もありましたが、活動を始めて10年ほどになります。

コロナ禍でボランティア活動を自粛していた施設から、活動再開のときに「また来てほしい」と声が掛かったときは、本当に嬉しかったです。

好きでやっているので、とにかく楽しい。

―活動の中でやりがいを感じる瞬間はどんなときですか

自分が好きでやっている活動なので、とにかく楽しいです。利用者の方とお話していると元気がもらえます。

活動を続けていると利用者の方とも顔見知りになので、私がお休みしたときには心配されることもありますね。

長く活動を続けているのも、自分が楽しんでいるからこそだと思っています。

今では、ボランティア活動はここでの週1回の活動に絞っていますが、以前は他にも色々と活動をしていました。そのときも、やっぱり介護施設で活動がしたいと思ったので、介護施設での活動が多かったですね。

ボランティア活動を通じて、お友だちもできたので、人との交流が生まれるのも、ボランティア活動のとても良いところだと思います。

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施設内の様子

今の活動をこれからも続けていきたい

―今後やってみたい活動について教えてください。

新しい活動というよりは、今やっているここでのボランティア活動を続けていきたいです。

あとは、コロナ禍でなかなかできなかったお友だちとおしゃべりも楽しみたいですね。

ドライヤーで利用者の方の髪を乾かした後に、「いいお風呂だった?」「きれいになったね」と利用者の方々と笑顔でお話ししている姿を見て、ボランティア活動を本当に楽しんでいる様子が伝わってきました。

これからも、楽しみながら活動を続ける高橋さんを応援しています。

セカンドライフ応援ステーション

セカラちゃん

セカンドライフ応援ステーションイメージキャラクター セカラちゃん

社会で活躍したい高齢者のための総合相談窓口です。今回の記事で御紹介したハッピーボランティア事業の運営や、ボランティア活動などに役立つセミナー、お仕事個別相談会なども毎月開催しています。

おおむね55歳以上の方が対象

で、無料で登録いただけます。

高齢者介護予防有償ボランティア活動事業(ハッピーボランティア)

介護予防や健康づくりを目的として、セカンドライフ応援ステーションから紹介を受けたボランティア活動を行い、謝礼金を受ける事業です。

対象

65歳以上の方

(注釈)65歳以上の方の介護予防等を支援する活動を行う場合は、65歳未満の方も対象となります。

謝礼金

  • 1回500円
  • 高齢者等への声掛け活動 1か月300円
  • 高齢者等への声掛け及び簡単な生活支援 1か月500円
この記事に関するお問合せ

福祉保健部 高齢介護課

〒955-8686 新潟県三条市旭町2-3-1
電話 : 0256-34-5511 (代表) ファクス : 0256-32-0028​​​​​​​​​​​​​​
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更新日:2023年07月31日