県央地域の医療再編についての市民説明会を開催しました
済生会新潟県央基幹病院 完成イメージ
済生会新潟県央基幹病院の開院を始めとする県央地域の医療再編等についての説明会を開催しました。
県央地域の新たな医療提供体制と医療機関の受診の仕方等について説明を行いました。
総合福祉センター会場
下田公民館会場
開催状況
開催日時 | 会場 | 参加者数 |
10月15日(日曜日) 午後2時 | 第四中学校体育館 | 91人 |
10月21日(土曜日) 午後2時 | 大崎会館体育館 | 49人 |
農村環境改善センター多目的ホール | 21人 | |
10月22日(日曜日) 午前10時 | 下田公民館多目的ホール | 42人 |
10月29日(日曜日) 午前10時 | 総合福祉センター多目的ホール | 91人 |
三条東公民館多目的ホール1 | 46人 | |
11月4日(土曜日) 午後2時 | 中央公民館大集会室 | 64人 |
大島公民館大集会室 | 10人 | |
合計 | 414人 |
説明会資料
資料No.1 県央地域の医療再編と県央基幹病院の整備について(PDFファイル:7.1MB)
資料No.2 三条市医師会、三条市資料(PDFファイル:2.6MB)
「県央地域の医療再編と県央基幹病院の整備について」リーフレット(PDFファイル:3.1MB)
主な質問・回答
■済生会新潟県央基幹病院について
Q 県央基幹病院の診療科は以前、22科と言っていたがどうなるのか。
A 診療科については22科を基本に調整を進めている。令和5年12月に新潟県が公表する予定である。
Q 医師や看護師の確保状況はどうか。
A 医師については開院時に70名以上を目標としており、救急・総合診療科10名以上の体制を予定するなど、医師確保を進めている。新潟大学からの派遣が難しい診療科、救急科、総合診療科、麻酔科等については、全国から募集し、概ね確保のめどが立っている。看護職員については400名以上、その他メディカルスタッフは150名以上を既に確保しており、開院に必要となる医療スタッフは十分確保できる見込みである。
Q 県央基幹病院を受診するには紹介状が必要とのことだが、救急で搬送された場合でも紹介状がない場合は診察料に加算されるのか。
A 緊急でやむを得ない場合は、県央基幹病院で受け入れをするが、その際に紹介状がないことを理由に金銭的負担は生じない。
Q 説明会資料No.1に「産科など一部の診療科は4月1日(月曜日)から診療開始」とあるが、3月1日の開院後から4月1日診療開始までの間はどこの医療機関が対応するのか。
A 県央基幹病院の一般的な診療は3月4日から開始する。4月1日からはそれに加えて産科、その他一部の診療科の診療を始める。産科は済生会三条病院より県央基幹病院に移行するので、3月は済生会三条で対応する。婦人科等詳細は調整中
Q 三条総合病院の入院患者はどこに転院となるのか。
A 令和6年3月1日現在で入院している患者は全て県央基幹病院へ転院となる。
■地域密着型病院(済生会三条病院、県立加茂病院、県立吉田病院)について
Q 今回の医療再編で済生会三条病院は地域密着型病院になるということだが、診療体制はどう変わるのか。
A 済生会三条病院は地域密着型病院に機能転換するのに伴い、手術機能や産科が県央基幹病院に集約されることになる。診療科など具体的な内容は現在、検討中であり、患者や診療に支障が生じないよう、調整を進めている。診療体制の方針については12月くらいをめどに情報提供を行っていく。
Q 医療再編により済生会三条病院や県立加茂病院、県立吉田病院の病床数が減っているが、この病床数で対応できるのか。
A この度設定した病床数は、現在、実際に使用している病床数に、これまで県央圏域外に搬送されていた数と急性期を脱して県央基幹病院から受け入れる患者数を上乗せし、さらに余裕を持たせた形で設定していることから、対応できると考えている。
■周産期医療について
Q 説明会資料No.2の市内の診療所一覧に茅原クリニックがあるが、産科はやめると新聞報道があった。今後どうなるのか。県央基幹病院の産婦人科は通常の出産も受け入れるのか。地域のクリニックと県央基幹病院が連携した診療体制になるのか。
A 茅原クリニックについては、産科がなくなるが、婦人科が残るので診療所としては今後も継続する。済生会三条病院の産科は、県央基幹病院に機能を移行するが、婦人科については現在検討中であり、12月をめどに情報提供していく。県央基幹病院の産婦人科では、妊婦健診を含め通常の出産も受入れを行い、地域のクリニックとも連携し対応していく。
■地域医療について
Q 「地域でひとつの病院」という話だったが、県央基幹病院と済生会三条病院等との連携について、どのような話し合いが進んでいるのか。
A 県央基幹病院開院後の地域の診療体制、連携について、県央地域の7つの救急告示病院の病院長会議で検討を進めている。また、リハビリや地域連携室等、現場でも具体的な話し合いが進んでいる。
■医療機関へのかかり方について
Q 具合が悪くなった時にどこにかかったら良いのか。
A 症状が重症かどうかによるが、まずはかかりつけ医又は県央応急診療所を受診していただきたい。そこで専門的な治療が必要ということになれば紹介状を書いてもらい、県央基幹病院を受診することになる。
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更新日:2023年11月15日