学園の概要
三条市立大崎学園は、新潟県内初の義務教育学校として、平成30年4月1日に開校した。
三条市の小中一貫教育の理念を基に、また、地域コミュニティの核として、地域と協働しながら、義務教育9年間を見通した教育活動を展開し、「将来の夢や希望をもち、広く仲間や地域と共に生きる児童生徒」の育成を目指す。
また、本校校舎は、大崎小学校に接続するかたちで大崎中学校を移転改築し、小中一体型校舎として整備した。
義務教育学校として9年間を見通しながら、児童生徒の交流を促進し、教職員が多様な教育活動を展開できるものとなっている。
地域の概要
学区は下田地区から、JR信越本線沿いまで及ぶ。
西側を清流・五十嵐川が流れ、東側には日本初の日食観測地である大崎山など、自然にあふれる田園地域である。また、昭和30〜40年代の高度経済成長期以降、旧下田村に通じる国道289号線沿いの工業用地化と住宅地造成が進み、地区人口が増加した。現在の世帯数は約13,000にのぼる。清流と里山の自然、広大な田園、三条伝統のものづくり工場、住宅地が共存する学区である。
大崎地区は、そのほぼ全域が三条市編入前の旧大崎村であり、旧大崎小学校、旧大崎中学校は地域唯一の小、中学校であったため、地域と学校のつながりは深く、学校への関心も高い。現在もPTAと大崎コミュニティが連携し、地域をあげて子どもたちの健全育成に取り組んでいる。
校歌
三条市立大崎学園 校歌
作詞・作曲 小椋 佳
父の背と腕に見る 雄々しさと逞しさ
胸に宿し 集う学び舎 三条の
空は和やか 笑顔健やか
母の手と胸に知る 育みと慈しみ
愛に溢れ 通う学び舎 三条の
仲間楽しく 元気輝く
ここで 身体鍛え 知恵知識 身に収め
励み合い 磨き合い 理想抱く人へ
大崎山は宝 夢と希望を恵む
かけがえない 青春 礎 積み上げる
大崎学園 緑鮮やか
五十嵐川は鏡 愛と未来を映す
正しい事 真理求めて 揺るぎない
大崎学園 風は爽やか
ここで 身体鍛え 知恵知識 身に収め
励み合い 磨き合い 理想抱く人へ
いつか 創造の 力さえ 携えて
時を超え 新しい 世界拓く人へ 世界拓く人へ
沿革
年 月 日 |
出 来 事 |
平成30年4月1日 |
三条市東大崎一丁目14番74号地内(旧大崎小学校所在地)に小中一体型校舎を整備し、新潟県内初の義務教育学校として開校。 |
平成30年5月26日 |
開校記念式典を開催。 |