審議会等名 |
平成19年度第3回図書館協議会 |
公開の別 |
全部公開 |
開催日時 |
平成20年3月21日(金) 午後3時00分から午後5時00分 |
開催場所 |
2階視聴覚室 |
傍観者の有無 |
有 |
出席者氏名 |
関委員長 六原副委員長 堀委員 桑原委員 岡田委員 宮島委員 杉野委員
名島委員 神田委員
欠席者 豊田委員
市職員 金子生涯学習課長 羽賀館長 笹川館長補佐 味田副参事 長谷川係長
株式会社図書館流通センター 太向義明(次期館長予定者) 後藤尋繁 佐藤良子 |
協議題 |
(1)平成19年度図書館利用状況
(2)平成20年度図書館事業計画(案)について
(3)その他 |
市民憲章唱和 |
全員で市民憲章を唱和 |
金子生涯学習課長 |
あいさつ |
関委員長 |
協議題(1)平成19年度図書館利用状況について説明を求める |
羽賀館長 |
資料1、資料2、について説明 |
味田副参事 |
資料3、4について説明 |
委員長 |
協議題(1)平成19年度図書館利用状況についてご意見、ご質疑をお願いします。 |
委員長 |
平成19年度の読書会と展示ホールの利用状況を教えてください。 |
館長 |
読書会(会の数、参加人数)・展示ホールとも前年とほぼ同様です。 |
委員長 |
読書会は非常によく利用されているか、それともまだ伸びていく余地はありますか。 |
館長 |
詩や文章作成、現代詩などの読書会があるとよいと思います。
「図書館長と読む三条市史」等の実現はできませんでしたが、まだまだ読書会はいろいろなことがやれる余地があると思います。4月からは開館時間が午後8時までになるので、もっと開催できる読書会が増えるのではないかと思います。 |
委員長 |
読書会の参加者の固定化があるのではないですか。 |
館長 |
読書会が上級者向けになっているところもあるかもしれません。各読書会の創意工夫が必要かもしれません。 |
委員長 |
読書会は公民館と似たような講座があるようだが、双方で話し合いはなされていますか |
館長 |
例えば三条歴史講座については、三条市歴史民俗産業資料館のほうでは歴史、中央公民館では経済・商業・産業というふうに、すみ分けはなされています。嵐南公民館とはすみ分けはなされていません。 |
委員長 |
蔵書に関してですが、下田分館に新刊を入れるにあたって何か蔵書の傾向はありますか。 |
副参事 |
下田は21,000冊の蔵書があります。将来的には25,000冊の蔵書が見込めます。機能分担のため下田では昔話・民話を収集することに力を入れています。600冊を超える昔話・民話の所蔵があります。平成12年に昔話を収集した「越後下田むかしばなし」の録音テープをCD化し分館においてあります。また書架の配置にも児童書の一部に表紙を見せるようにした視覚的工夫があります。 |
神田委員 |
利用者の声として、子どもの本が充実しているという印象はありますが、大人向けの本が少ないように思います。下田は民俗学・文化人類学に興味がある方が多く、文化財調査研究会の方がたくさんいます。そういった方が多く利用されるので、その関係の専門書も置いてほしいです。また、下田新館では若いお母さん方がお子さんを連れての利用もみられます。子どもの頃から図書館に興味を持ってもらって、とてもよいと思います。下田の一般の方ははまだ図書館になじみがなので、さらに蔵書を増やしていって市民の皆さんが集まるような図書館になっていってもらいたいです。 |
館長 |
蔵書の件に関しては、次年度に反映されると思います。新館長よろしくお願いします。 |
名島委員 |
下田では親子連れが多い。駐車場も広いですし旧下田地域以外からも利用が見られるようです。本がたくさんになり、利用者も喜んでいます。しかし、下田分館の場所の周知がなされていないようです。 |
神田委員 |
下田の庁舎はわかるが図書館の場所がわからない人が多いので、「図書館入口」の標識があるといいのですが。 |
六原副委員長 |
下田分館はとてもよい図書館で(絵本の)面出しは視覚的にも子どももひきつけられる。図書館を身近に感じる人が増えるといいと思います。 |
館長 |
なかなか国道に標識を作るのは難しいのですが…。 |
委員長 |
下田新館オープンと同時に、下田地区の方がよりいっそう本に親しんでくれるようになってほしいです。それとともに他市町村、他県等からも来てくれるような魅力のある図書館、魅力のある資料を置いていただきたいです。 |
委員長 |
資料4に関して、24時間テレビの障がい者サービス用の機器について質問はありますか。 |
六原副委員長 |
それらの障害者サービスの機器は、だれでも使ってよいのでしょうか。 |
副参事 |
一般の健常者の方の利用を認めると管理上難しい部分があるかもしれないです。また、他利用者のことも考えてヘッドフォンで利用してもらう方向がよいかもしれない。読書が困難な方というやわらかいくくりのなかで利用をはかっていったほうがよいのではないかと思います。 |
委員長 |
この機器類の耐用年数は何年ですか?メンテナンスが大変ではないでしょうか。 |
副参事 |
最新の機種ではあります。また使用頻度によって耐用年数も変わると思います。また現在は音声訳はカセットテープで録音保存しておりますが、ダビングする機械も種類が少なく今後はCDでの保存を考えております。 |
委員長 |
協議題(2)平成20年度図書館事業計画(案)について説明をもとめます。 |
太向 |
資料5、について説明 |
委員長 |
協議題(2)平成20年度の事業計画についてご意見、ご質疑ありましたらお願いします。 |
杉野委員 |
ボランティアの窓口を設けてくださるということですが、決まっていることがあれば教えてください。
三条記憶プロジェクトというものを立ち上げるということですが、三条市名誉市民の小林ハルさんの資料の整理をしたいという方(野崎先生)がいるのですが、なかなかボランティアが集まらないのでご協力いただけないでしょうか。 |
太向 |
現在職員でいらっしゃる方2名、新人2名が窓口になり、私も一緒に対応させていただきます。
また、小林ハルさんの資料に関しましては詳しいことをお聞きした上で、ご協力の方法を検討させていただきます。 |
委員長 |
20年度の開館時間の延長は、仕事を持っていられる方には便利になると思います。
また、「調べる学習賞コンクール」ですが、子どもの時から資料を使って調べることを身につけてほしいですね。 |
太向 |
毎年、全国版「調べる学習賞コンクール」の受賞作品の複製を作り、全国の図書館にお貸ししています。その展示を三条市立図書館でもぜひ行って、先生方や児童・生徒のみなさんにも見ていただきたいと思っております。 |
堀委員 |
「調べる学習コンクール」を読書感想文の二の舞にしたくありません。夏休みに感想文や絵画等、自分の好きなものにチャレンジするような課題が各校出されると思いますが、その選択肢のひとつとして採り入れたら、うまくいくかもしれないですね。 |
太向 |
貴重なご意見ありがとうございます。 |
副参事 |
「調べる学習コンクール」は学校図書館ではなく公共図書館を使うのですか。 |
太向 |
学校図書館は資料数が十分でないところが多いと思いますので、公共図書館をどんどん使っていただきたいと思っております。 |
副参事 |
現在図書館では、学校に対してスクール支援パック、団体貸出、調べ学習の場、を提供しています。「調べる学習賞コンクール」において、図書館は具体的にどういう支援をしていくのですか。コンクールをやるというとことしか見えてこないのですが。 |
委員長 |
今までの子どもたちはどのような作品の傾向がありますか。 |
太向 |
傾向とか偏りはほ・ニんどなく、昆虫や植物、歴史上の人物や産業など、子どもたち一人ひとりの興味次第の作品になっております。 |
副委員長 |
コンクールは図書館のPRの意味もありますか。 |
太向 |
子どもたちからの相談に応じて図書館資料を提供していくということですので、図書館利用のPRになると思っております。 |
副委員長 |
子どもたちの中には相談するのが苦手な子もいると思います。 |
太向 |
子どもたちが相談しやすい環境、雰囲気をつくってまいります。 |
委員長 |
協議題(3)のその他とありますが、最後に何かありますでしょうか。 |
館長 |
各委員のみなさま、4月から新しい図書館運営になりますが、今後も変らないご指導をいただきたいと思います。本当にありがとうございました。 |