熱中症に注意しましょう
三条市では令和5年度118人(令和4年度は52人)の市民の人が熱中症で搬送されています。中でも65歳以上の人が70人と多くなっています。
熱中症は適切な予防法を知ることで防ぐことができます。熱中症を正しく理解し、自分の体調の変化に気を付け、暑い夏を乗り切りましょう。
予防に役立つ情報を活用しましょう
三条市内において熱中症に注意が必要な時は次の方法でお知らせします。
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートについて
テレビやラジオ等で放送される「熱中症警戒アラート」は、新潟県内のどこかで熱中症の危険性が高くなると予測される日に県全域を対象として発表されます。
三条市内の状況により行う防災行政無線等の放送とあわせて、熱中症予防の参考にしてください。
なお、熱中症警戒アラートより一段階上の「熱中症特別警戒アラート」は、都道府県内全てにおいて熱中症の危険性が高く、過去に例のないほど危険な暑さになる日に発表されます。
普段心がけている熱中症予防行動では不十分な可能性があるほど危険です。
発表があった日は今一度気を引き締めて、涼しい環境で過ごしてください。
「熱中症予防情報メール」配信サービス(無料)をご活用ください
環境省が提供する「暑さ指数」を配信するメールサービスが無料でご利用になれます。
(通信料は利用者の負担となります。)
熱中症になりやすいのはどんな時?
からだ、環境、行動から、熱中症になりやすい条件を確認しましょう。
若年者は運動中に、30歳代~50歳代は労働中に、高齢者は室内で日常生活をしている時に熱中症を発症している人が多いことが分かっています。
予防のポイントを押さえて熱中症を予防しましょう!
日常生活での予防のポイント
高齢者や小さい子供は屋内での熱中症にも注意
高齢者の特徴
高齢者は、暑さを感じにくい上に体温調整の大切な役割を果たしている発汗を血液循環が低下し、暑さに対する抵抗力も少なくなっています。また、のどの渇きを強く感じないため、水分不足になりがちです。
小さい子どもの特徴
小児・幼児は、汗腺をはじめとした体温調節機能がまだ十分に発達していないために深部体温が上昇しやすく注意が必要です。急激に温度が上昇する炎天下の車内などには、わずかな時間でも子どもだけを車内に取り残さないようにしましょう。また身長が低い子どもは、地表面からの熱の影響を受けやすいため注意しましょう。
症状
分類 | 症状 | 対応 |
---|---|---|
1度 | めまい、立ちくらみ、筋肉痛、 筋肉のこむら返り、大量の発汗 |
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2度 | 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、 倦怠感、虚脱感 |
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3度 | 意識がない、けいれん、高い体温、 真っ直ぐに歩けない、走れない |
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(注意) 分類の度が進むほど重症度が高くなる。
応急処置について
- 涼しい場所へ避難する。 風通しの良い日陰や、できればクーラーが効いてる室内などに移動する。
- 服をゆるめて体を冷やす。
- 体などに水をかけたり、うちわなどであおぐ。
- 氷嚢などがあれば、首、脇の下、ふともものつけ根にあて冷やす。
- 意識がはっきりしている場合は、水分・塩分を与える。
冷たい水を与える。(スポーツドリンクなどが良いが、食塩水(500ccに0.5〜1グラムの食塩)も良い) - 医療機関に受診する。
夏は「ひと涼み処オアシス」をご利用ください
夏季イベントの開催における熱中症対策の基準を定めました
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更新日:2024年05月14日