学校貸与PCの使用制限の見直しについて(令和7年10月20日回答)

御意見

学校から貸与されている学習用PCの家庭での運用について、早急な見直しをお願いしたくご連絡いたしました。
現在、子どもが自学のために毎日PCを持ち帰っていますが、実際には学習にはほとんど使用されず、Googleの無料ゲームなどで遊ぶ時間が増えています。
以前にも学校を通して同様の相談をいたしましたが、「市の取り組みのため」との理由で改善されていません。
しかし、現状は非常に問題が多いと感じています。
• 夜間(22時〜翌6時または7時)は使用制限があるとされていますが、それ以外の時間は自由に無料ゲームができる状態です。
• 保護者が家庭でSwitchなどに時間制限を設定しても、PCでは制限が効かず、結局長時間のゲームが可能です。
• その結果、朝からPCを開いてゲームをし、支度をしないなど生活リズムが崩れています。
• また、長時間の画面使用による視力低下も進んでいます。
学校や市では「メディアは1日2時間以内」と指導されていますが、現状のPC運用はその方針と明らかに矛盾しています。
子どもの健康や学習意欲を守るためにも、「学習目的外のサイトやゲームをブロックする機能」や「時間制限の厳格化」など、早急に実効性のある対策を講じていただきたいです。
同じような声は他の保護者からも上がっています。
「市の取り組み」という枠にとらわれず、現場で実際に困っている家庭の声に真摯に耳を傾け、早急に対応していただけますようお願い申し上げます。

回答

三条市では、児童生徒が使用するタブレットPCに対し、フィルタリングソフトを導入し、ゲームやショッピングなどの学習にふさわしくないカテゴリのサイトをブロックするよう設定しております。
ただし、サイトによってはブロックが十分に機能しないこともあるため、その場合には個別にブロック設定を行っております。もし御家庭で学習以外の目的で使用している様子が見受けられる場合は、その内容を学校または教育委員会までお知らせください。今後も引き続きフィルタリングの改善に努めてまいります。
また、タブレットPCの使用については、習い事など子どもたちのさまざまな生活環境を考慮し、使用しない時間を設定しております。
今後も、学校を通じて児童生徒に適切な使用方法を指導するとともに、学校にもタブレットPCを用いた家庭学習において適切な課題設定等が行われるよう指導してまいります。

 


お問合せは
学校教育課 教育センター 電話0256-45-1116

更新日:2025年10月20日