三条燕IC高速バス乗り場について(令和8年3月24日回答)

御意見

■三条燕IC高速バス乗り場を活用したパークアンドライド拠点の整備と移住促進施策への展開について
三条燕ICの高速バス乗り場は新潟市方面へのアクセス拠点として大きな可能性を持っていますが、周辺に十分な駐車スペースがないため、その潜在力が活かしきれていないように感じます。
この立地を活かし、パークアンドライド拠点として整備したうえで、新潟市等からの移住促進にも展開することを提案いたします。

■提案の背景
近年、新潟市中心部においても住宅価格・地価の上昇傾向が続いており、特に子育て世帯や若年層にとって新潟市内での住宅取得は以前より負担が大きくなっています。
一方、三条市は新潟市と比較して住宅取得コストに明確な優位性があり、この価格差は今後さらに広がる可能性もあります。
こうした状況の中、「新潟市の職場を変えずに三条市に住む」という選択肢は、住居費を抑えたい層にとって現実的な検討対象になりつつあると考えます。しかし、通勤手段が自家用車に限られるという印象が強く、冬季の高速道路運転への不安や、加齢に伴う長距離運転の継続可否、共働き世帯における車2台維持の経済的負担といった懸念が、移住の障壁となっています。
高速バスで快適に通勤できる環境が整っていれば、住宅価格差というコスト面の魅力と合わせて、三条市の居住地としての競争力は大きく高まるはずです。

■提案の内容
駐車場の確保にあたっては、用地取得に限らず、IC周辺の未利用民有地の借り上げや、
近隣商業施設・公共施設の平日昼間の空き区画の活用といった低コストの手法が考えられます。
まずはこうした方法で小規模に開始し、利用実態の把握と並行して段階的に拡充していく進め方が現実的ではないでしょうか。
あわせて、この拠点整備を移住・定住施策と連携させることを提案します。
移住者向けのバス定期券補助や駐車場優先枠の設定など、既存の住宅取得支援制度と組み合わせた施策パッケージとして打ち出すことで、「新潟市内でマンションを買うより、三条市で戸建てを取得してバスで通勤したほうが、トータルの生活コストが下がる」という具体的な比較提示が可能になります。住宅価格の上昇局面にある今こそ、
この訴求が響くタイミングではないかと考えます。

■見込まれる効果
・新潟市等からの転入促進による人口増・住民税及び固定資産税の増収
・バス利用者の増加による路線の採算性向上と維持
・居住者増に伴う地元消費の拡大
・自家用車通勤からの転換によるCO2排出削減・交通事故リスクの低減
・三条市地域公共交通計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略、カーボンニュートラル方針への横断的な寄与

住宅価格の動向という外部環境の変化を捉え、交通インフラの小さな改善を起点に移住・税収・公共交通維持・脱炭素といった複数の政策課題を同時に動かす好機と考えます。
御検討いただければ幸いです。

回答

御要望の駐車場につきましては、三条燕インターチェンジ付近に駐車場を整備するための適地が見つかっていないことから、現時点では設置は難しいものと考えております。
しかしながら、いただいた御提案については、今後の施策検討の参考とさせていただきます。

 


お問合せは
環境課 生活安全・交通係 電話0256-34-5574

更新日:2026年03月24日