三条看護・医療・歯科衛生専門学校の定員等について(令和4年9月8日回答)

御意見

三条看護医療歯科衛生専門学校の医療事務、歯科衛生士科が3年連続で定員割れを起こしており、特に2年前と今年の割れ方が大きいのが気になりますが、三条市としてその理由をどうお考えでしょうか。

私見を述べさせていただくと、まず少子化で高校生の数が年々減っていること、以前と比べて医療事務、歯科衛生士を希望する女子が減っています。次に、長引く景気の悪さの中、苦しい家計の親が多くなり、専門学校の授業料等の高さに尻込みしているのではないかということです。

そして、人口減少社会が進む中、三条市内の歯科医院の数がだぶつき気味なのではないかということです。事実、私の行っている歯科医院も以前ほど患者さんがおらず、混んでいません。

医療事務、歯科衛生士科の定員を見直したらどうでしょうか。

また、NSGの経営する専門学校の授業料等はわりと高いと高校ではもっぱらの評判です。三条市が土地と建物を無償でNSGに提供しているのですから、その分、授業料等を安くできないでしょうか。(多くの親と高校生は授業料の高い安いを気にしています。)

回答

三条看護・医療・歯科衛生専門学校につきましては学校法人国際総合学園が管理、運営を行っており、今年の入学者数は97人、定員に対する割合は85%、令和2年4月開校当時と比較いたしますと人数は16人増、割合では15ポイントの増加となっております。

御指摘のとおり県全体の高等学校等卒業者数を10年前と比較いたしますと20%近く減少しておりますが、専門学校への進学率は横ばいで推移していることから、将来を見据えて専門的な学びを求める学生は今後も一定程度存在すると捉えております。

また、学費についての御指摘ですが、教育課程やカリキュラムの内容等により定められるものと承知しており、同様の専門学校と比較しても一般的であると考えておりますし、学びに対する支援制度等につきましても三条市奨学金制度を始め各種整備されております。

定員、学費を始めとした当該専門学校の運営については、当該法人が主体的に判断されるものと認識しておりますので、各種情報を共有し、必要があれば助言等を行ってまいります。

この記事に関するお問合せ
総務部 政策推進課 広報広聴係

〒955-8686 新潟県三条市旭町2-3-1
電話 : 0256-34-5523 (直通) ファクス : 0256-34-7933
メールでのお問い合わせはこちら

更新日:2022年10月06日