嵐南学園の体育館等へのエアコン設置について(令和4年10月13日回答)

御意見

近年、報じられる異常とも言うべき気象状況の中、未来を担う地域の小・中学生がおかれている状況を、改善するべきではないかと思います。

夏休み中の部活動が猛暑の体育館では、とても危険を感じます。コロナ感染症の影響でカリキュラムが進まなければ、夏休みは短くなり、猛暑の中、エアコンの無い場所での様々な活動は、脱水症や熱中症にかかるリスクを高めているとしか思えません。教育機関に携わる方々の様々な取組は十分に理解し、現場の先生方の御配慮にも深謝していますが、人的な配慮には限界があります。

また、災害時にはエアコンなどの整備がなければ、地域の人々が最後のよりどころとする避難所として片手落ちと言わざるを得ず、実際に中越地震では直接被災より避難後に亡くなった方々のほうが多かったはずです。

今後のリスクを減らすには、現在、教育インフラの整備からとり残されている体育館および武道場へのエアコンの早期設置について、是非とも前向きにご検討いただきたくお願い申し上げます。

回答

御指摘については私も課題として認識しておりますが、市内の小中学校、義務教育学校の体育館や武道場へのエアコンの設置は、その稼働に膨大なランニングコストが掛かることから、まずは特別教室への設置を検討しております。

また、教育活動における熱中症予防としては、教育委員会から各小中学校等に対し、気温に応じてこまめに水分補給の時間を設けるなど必要な対策を行うほか、体育授業や部活動等の際は、暑さ指数(WBGT)が31℃以上の場合は屋内外を問わず運動を中止するよう指導しております。

加えて、災害時においては、エアコン設置が完了している教室を臨機応変に活用してまいりますので御理解ください。

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更新日:2023年03月20日