中学校の部活動について(令和4年8月9日回答)

御意見

中学校部活動の地域への移行についてですが、今後3年間で段階的に移行するということが決まったと思います。

現状、平日は学校の顧問の先生が指導をし、週末は外部指導者や保護者の付き添いのもとで活動しているという状況を聞いています。

指導者が平日と週末で違ったり、不在だったりすることで、子どもたちが思うように活動できないのでは、学校の先生の働き方を改革しても、子どもたちは置き去りです。

早急にきちんとした受け皿を作ってから、学校の先生以外の指導者のもと、思う存分活動できる環境を整えていただきたいです。

子どもたちが中学生なのは3年間だけです。

ちょうど移行期間がまるまる中学生という子どもたちはどうなるのですか?

きちんと知識や経験のある方に指導者として付いていただける環境を作って欲しいです。

既存のスポーツ教室などの企業等に、部活動に代わる活動をするための協力をしていただくことなども可能なのではないでしょうか。

一保護者として、一緒に考えていきたいです。

意見交換などできる場はありますでしょうか?

回答

休日の部活動の段階的な地域移行は、生徒数・教員数の減少が加速化する中で、地域の持続可能で多様なスポーツ環境を一体的に整備し、子どもたちの多様な体験機会を確保することを目的とするものです。文化活動の環境についても同様です。

三条市では、国の指針を受け、現在、健康づくり課スポーツ振興室と教育委員会とで、実施方法や様々な当事者・関係者からの意見の聴取の必要性などを協議し、関係機関と連携して準備を進めています。御指摘の指導者の質・量の確保や受け皿となる実施主体の確保は、大都市ではない三条市にとって大きな課題です。そのため、全ての中学校の全ての部活で同時に地域移行することは現実的な対応ではなく、できるところから段階的に地域移行していく予定です。

また、国から示されている指針では、子どもたちのスポーツ・文化活動を学校教育活動から社会教育活動に移行することが本旨であることから、平日・休日にかかわらず、本来であれば原則は教員以外の者が指導者となります。しかし、平日の指導に携われる外部指導者が少ないことが予想されるため、まずは外部指導者を確保しやすい休日を先行して実施することを御理解ください。平日の指導が可能である外部指導者には、積極的に平日の指導を依頼するとともに、平日の部活動と休日のスポーツ・文化活動との連携を図る方法も検討してまいります。

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更新日:2022年09月08日