学校給食費の公会計化について(令和4年6月14日回答)

御意見

市内小中学校に子どもを通わせている保護者です。

以前より、自治体が給食費を徴収する公会計化が全国的に進んでいるという話を耳にしており、今年度から県内の他市でこの取組みがスタートするというニュースを目にいたしました。公会計化により、引落金融機関の選択肢が増え、児童手当からの天引が可能となったり、また、最近の原材料高騰による給食への影響に不安を抱いておりますが、こちらも安定提供が図られるとのことで、保護者として利便性が向上するのではないかと感じております。

しかしながら実現するにあたり、システムの構築、職員の増員、児童手当収納の煩雑化など様々な課題もあることと思います。現状、三条市では給食費の公会計化へ進む予定はありますでしょうか。お聞かせいただけましたらと思います。

回答

御指摘の学校給食費の公会計化につきましては、保護者様にとって口座が選択できるといった利便性が向上することに加え、教職員等にとっては未納管理がなくなるといった負担軽減につながるといったメリットがございます。しかしながら、学校に代わってその業務を教育委員会事務局等において行うに当たり、多額のシステム構築費用や保守・管理費などが必要となることから、費用対効果を考えて、現時点で公会計化を実施する予定はございません。

ただ、会計の公私によらず、最も重要である給食の安定的な実施に必要な食材の調達については、今現在、食育や地産地消の側面から関係部局と連携し、生産者の理解と協力を得ながら調達ルートを既に確保しております。

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更新日:2022年08月26日