小中学校の黙食について(令和4年5月20日回答)
御意見
先日、昨年の7月に佐渡の小学校で黙食で給食を食べていた小学5年の児童が、パンを喉につまらせて重症となった事件を聞きました。
私の子どもたちの通う学校でも黙食が行われています。いつ、こういった事態に我が子が、他のお子さんが巻き込まれるかわかりません。こういった事態になった場合、学校は、教育委員会は、三条市は、責任をとれるのでしょうか?
コロナウイルスは、0.01%の致死率でしかありません。オミクロンに変異し、喉風程度の危険度でしかないこと、無症状者の飛沫からの感染は、いまだデータがないことがわかっています。(厚生労働省データより)
果たして「黙って、友達の背中を見て行う給食」に何か意味があるのでしょうか?
三条市内の小学校、中学校の黙食の撤廃を求めます。
回答
子どもの楽しみである給食を黙って食べなければならないという状況を私も非常に残念に感じております。
しかし、文部科学省のガイドラインは、給食時には「机を向かい合わせにしない、又は会話を控えるなどの対応を行う」としています。
当市の教育委員会も、子どもの健康を守り、安全に登校できるよう、このガイドラインに従った措置を講じており、私もその判断を尊重しております。
しばらく黙食は継続されますが、子どもの健やかな心の成長のための交流や学習活動などは、必要な対策を講じた上、できる限り実施するよう教育委員会に要請してまいります。
また、子どもの給食中の事故については、引き続き、教諭が各個人の状況を確認しながら、事故防止に努めておりますので御理解ください。
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更新日:2022年08月26日