特定道路のバリアフリー化について(令和4年10月18日回答)

御意見

令和4年6月にバリアフリー基準やユニバーサルデザインによる道路の移動円滑化に関するガイドラインに改定され周知が図られています。

また、令和5年の国土交通省の概算請求の優先予算として道路空間の安全・安心や賑わいの創出として特定道路のバリアフリー化の推進が平成30年から令和7年までに7%の増加を目標として配分されています。

三条市の特定道路のバリアフリー化は9%と県内最下位近く、必ずしも誰しもが住みやすい街となっていないと思います。三条市としては国が推進している特定道路内のバリアフリー化についてはどのようなお考えや検討を行なっているのでしょうか。市長のへのたよりや回答によくある費用が膨大になるという費用面以外の御回答をよろしくお願いします。

回答

整備率が9%で県内市町村の中でも低いと御指摘をいただいたユニバーサルデザイン化は、駅から周辺の官公庁施設等を最短路で繋いだ道路における歩道や視覚障害者誘導ブロック等の整備に係るもので、国土交通省が整備率を7%ポイント増加し、70%を目指すとの目標を示した特定道路のバリアフリー化整備率とは異なるものです。

特定道路のバリアフリー化整備率は当市では60%となっており、いずれも新潟県の管理する道路が特定道路となっているため、引き続き、新潟県に整備を要望していきます。

ユニバーサルデザイン化整備率については、歩道の幅員などユニバーサルデザイン化の要件を全て満たす道路の整備率が公表されています。当市においては、既成住宅地であり道路幅員が狭く、歩道設置が困難であることなどにより、整備が進んでいないところですが、ユニバーサルデザイン化の要件を全て満たすことができない場合でも、可能な範囲で誰にでも優しい環境となるよう、今後も道路の移動等円滑化整備ガイドラインに準拠しつつ、整備を進めていきたいと考えております。

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更新日:2023年03月20日