図書館栄分館のしかけ絵本・児童書の活用について(令和3年4月8日回答)

御意見

図書館栄分館「えほほん」では、しかけ絵本蔵書日本一をめざしてクラウドファンディングでも資金を集め、現在1,700冊以上?のしかけ絵本を蔵書しているとのこと。

実際に行ってみると、シンプルなものから大がかりなもの、定番の名作もあれば他ではなかなかみつからない珍しい本なども置いてあり、素晴らしい蔵書だと思います。陳列も、棚にかわいらしく手づくりの飾りがついていたり、工夫されています。

しかけ絵本に限らず、絵本・児童書が全体に充実しており、選定もよいなと感じます。 ただ、その良さが十分に市民に(あるいは市外にも)伝わっているのか、投資しただけ活用されているのかというと、疑問です。

栄分館に長時間いたことが何度かありますが(新型ウイルス流行前)、すまいるランドがにぎわっていても「えほほん」はわりとひっそりしていて、これだけの本が揃っているわりには人の出入りが少ないなという印象でした。

情報発信については、例えば図書館の公式HP栄分館のページを見ても、事務的な案内文だけで「しかけ絵本」「児童書」について全く記述がありません。 せっかくクラウドファンディングで協力いただいてまで整えた特色・魅力が伝わらず、単に「栄地区の図書館」としての存在にとどまっているように思います。 きちんと情報が伝われば、必要な人にとっては遠くからでも行く価値がある場所なのにもったいなく感じます。

また、栄地区以外の子どもたちにとっても、栄分館のしかけ絵本などの豊富な蔵書にアクセスしやすくなるといいと思います。

これから中央図書館が複合施設としてリニューアルしますが、栄分館からの蔵書を期間ごとに出張させるなどして、なかなか栄分館に行く機会のない子どもたちもしかけ絵本などを楽しめるように工夫していただきたいと願っています。

回答

図書館栄分館のしかけ絵本・児童書につきまして、貴重な御意見、誠にありがとうございます。

御指摘を踏まえ、当館ホームページを修正し、蔵書の魅力をアピールするとともに、今後は指定管理者と相談しつつ、ソーシャルメディアで発信するなど、市外・県外にも広く認知いただける取組を検討してまいります。

なお、現在建築中の新しい図書館が開館した際には、栄分館と連携を図り、一部の蔵書を定期的に配架するなどして栄分館への誘導につなげてまいります。

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更新日:2021年05月20日