山道普請について(令和3年7月30日回答)

御意見

初めまして、三条市●●に住んでおります、

 

本日、●●の部落の人達で山道普請を行いました。軽トラックに乗り合わせた人達も含め、この山道普請と言う制度にとても違和感を感じております。

まず、質問なのですが、この山道普請は、どういう位置づけですか?

強制力の無い無給のボランティアですか?地域有志の善意による行動とみていますか?

昔から続いてきた制度ですが、現在の時代にそぐわない制度となってきております。

段々、高齢化になり、今日も、高齢者の人、一名の具合が悪くなり、途中で作業を離脱しました。

万が一、作業中に死亡した場合、誰が責任を取りますか?三条市ですか?

そもそも、この山道普請の作業は、三条市の土木課辺りが行う作業では無いかと私は考えます。なぜ、無給で貴重な休みを使い、きつい作業を私達がしなければいけないのですか?

それと、軽トラックの荷台で人を山道普請の所まで運ぶこと自体、警察に見つかれば違反になる行為です。

また、草刈り機で誤って手を切断したり、軽トラック運転中に脱輪したりする危険性もあります。

また、若い世代の人達は、親の世代の人から山道普請に参加してくれと言われても参加しない人も増えています。よって、年々山道普請に参加する人数が減っていますし、軽トラックを出してくれる人を探すのもとても大変になっています。

この制度、どうにかなりませんか?今の時代にそぐわない制度と言うのは確かです。回答次第では、山道普請廃止の署名運動、もしくは、山道普請の作業のボイコットも考えなければならない段階だと思います。

この件について、三条市の見解を回答お願いします。

回答

三条市では、市内36路線の林道の草刈等の維持管理業務は、地元自治会に委託しており、その路線の長さに応じて委託料をお支払いしております。

林道は、地域の農林業等での活用を目的に地元自治会からの要望により整備したものであり、地元自治会がその道路状態や利用頻度等に関して精通されていることから、作業を委託することで適切な状態が保たれるものと考えております。

また、作業時における準備や進め方につきましては、基本的には各自治会にお任せしておりますが、法令順守はもとより、安全に留意し事故等が無いよう、引き続き周知してまいります。

この記事に関するお問合せ
総務部 政策推進課 広報広聴係

〒955-8686 新潟県三条市旭町2-3-1
電話 : 0256-34-5523 (直通) ファクス : 0256-34-7933
メールでのお問い合わせはこちら

更新日:2021年08月18日