しらさぎ森林公園の整備及び魅力的な観光スポットの整備について（令和4年3月8日回答）

今年度、しらさぎ森林公園の整備がなされたようですが、遊歩道の整備もなされたのでしょうか。というのは、昨年の春に遊歩道を久しぶりに歩いたら、けっこう道が荒れているところがあったからです。

遊歩道では、春にはあちこちにカタクリの花が咲いて見事ですし、以前は秋にはオオイチョウタケが採れ、山上の諏訪宮からは越後平野・日本海・佐渡島も見えましたが今は灌木が茂っていて見えません。山城跡の標識も設置されていますが、山城が実際どこにあったのかわかりません。そのせいか今は遊歩道を歩く人をほとんど見かけません。このままにしておくのはもったいないです。

しらさぎ森林公園の再整備は、4年後の国道289号線の全面開通による観光客の増加において、三条市の観光スポットの目玉の1つとして貢献してくれると思います。どうか今後もこの観点で再整備を進めてほしいと思います。資金面ではクラウドファンディングを利用したり、労力面ではボランティア活動（その際は私も手伝いたいと思います。）を利用するのもいいのではないでしょうか。

しらさぎ森林公園については、今年度、自然観察が楽しめる公園として更なる魅力向上を図るべく、この公園の一番の魅力である花菖蒲園の拡充や他の花の植栽による鑑賞エリアの拡大などに取り組んでおります。遊歩道については、今回の改修の対象としておらず、整備は行っておりませんでしたが、御指摘を踏まえ、今後の対応を検討してまいります。灌木については、この場所が地すべり防止区域であることを考慮し、法面保護の観点から、伐採を行う考えはございません。御理解ください。

このほか、歴史的建造物、遺跡、高城や袴腰山などの登山道を捉えての魅力的な観光スポットの整備についてでありますが、まず、歴史的建造物や遺跡については、市としても魅力的な観光資源と認識しており、今後も適切な保護、保存を行いつつ、ホームページ、SNSによる情報発信や現地体験会の実施などを通じた魅力の向上、発信を図ってまいります。高城や袴腰山などの登山道については、草刈りのほか、地元団体の協力もいただきながら、観光視点での整備を実施しているところです。これからも多くの方からお楽しみいただけるよう、引き続き整備を継続してまいります。