2 新型コロナウイルス感染症に係る市民の皆様へのお願いについて

4月6日付の『新型コロナウイルス感染症に関する市民の皆様等へのお願い』についてです。

その中に「三条市は大都市とは違い、住民同士、顔と顔の分かる関係が色濃く残っています。そうであるからこそ、万が一、あなたの行動によって感染が拡大した場合には、そのような関係性をも壊しかねない事態となります。」

という一文がありますが、無責任な行動によって感染を広めた場合という意味で記載されていると理解しつつも、この一文を拝見してから、かなり不安になっています。

医療従事者の方は、日々感染への危険性と隣り合わせの状況におられます。

私自身も外出を極力自粛し、手洗いうがいや消毒をがんばって行っています。

しかし、それでも感染してしまう場合があります。

この一文を拝見するたび、がんばってがんばって、それでも感染してしまった場合でも、やはりこのような状況になってしまうのではないかと考えてしまい、とても不安になります。

新型コロナウイルスに感染することも怖いですが、それ以上に感染者への差別が怖いです。

「新型コロナウイルスを三条市内に持ち込まない、持ち込ませない」という取り組みには賛成ですが、万が一感染者が出た場合、感染者への差別をしてはいけないというアナウンスが、三条市は少なすぎるように感じます。

その中であの一文は、逆にその差別を肯定しているとも取れてしまうのです。

どうか、厚生労働省が国民に対して訴えた「悪いのは人でなくウイルス」ということを、三条市としてもっと強く呼び掛けて頂けるとありがたいです。宜しくお願い致します。

コロナウイルス対策で、他市町村比べ、対応が早く、具体的と感じ素晴らしいと思っております。

最近、耳にすることで非常に嘆かわしく感じることがあります。感染者に対する『嫌がらせ～いじめ～』等々自宅にいる事が出来ず会社もやめ、引越し。感染したくてするわけではなく、みな被害者であるわけで、感染者を市民が『虐めや追い出し』などの行為を行っていることが一市民として非常に残念です。

国定市長よりコロナウイルス対策～市民へのお願いの中で是非、このようなことが起きないよう市民ワンチーム、県民ワンチーム、国民 ワンチームであるべきで、絶対に「感染者への虐めや追い出しなどの行為を行わない」ように発信していただきたく要望申しあげます。

対応と同じくらい重要なことと感じています。

三条市におきましては、市民の皆様の御努力によって幸いこれまでのところ市民に感染された方は確認されておりませんが、新型コロナウイルス感染症に起因する差別の排除や人権への配慮については、新潟県・県内30市町村緊急共同宣言において宣言したことに加え、先般から市のホームページやポスターの掲示などによって冷静な行動を呼びかけてきたところです。

引き続き、法務局等の関係機関と連携して、差別の防止について周知と啓発に取り組んでまいります。