2 保育所での子どもの事故防止対策について

御意見

9月、八王子市で大粒のぶどうによる窒息事故が起き、公立保育園で内閣府ガイドライン(教育・保育施設等における事故防止及び 事故発生時の対応のためのガイドライン)がどのように扱われているか調査をしているところでありますが、中には、ガイドラインを軽視し、ガイドラインの内容に反する食事を提供している自治体が見受けられます。万が一事故が起こり裁判となった際には、民事裁判では確実に賠償請求されることとなるような状況であります。

実はこのぶどうでの窒息事故のあと、三条市の市民の方から子どもの事故予防についての三条市での取組について相談をお受けしました。三条市の市立園にお子様を通園させておられる方なのですが、保護者としてはなかなか園に強く伝えるのが難しいとのことで私で相談を承ったところであります。その相談の内容は、以下のようなものです。

  • 園で、内閣府ガイドラインでは提供すべきではないとされている、ぶどうやウズラの卵が出されている。
  • ミニトマトが4分の1にカットされていない可能性がある。

とのことでした。事実であれば、ガイドラインを守っていないことになります。

先日のぶどうでの窒息事故を境に、これまでガイドラインを遵守していなかった自治体が、一気に“ガイドラインを遵守”する動きを見せております。

つきましては、三条市での現状をご確認いただき、万が一市民の方からのご相談内容が事実であった場合には、内閣府のガイドラインを遵守するよう、ご対応いただけますと幸いでございます。

回答

御意見をいただいたぶどうやうずらの卵などの取扱いにつきましては、内閣府のガイドラインを一部誤解しており、小さく切り分けた上で保育士による注意の下で提供しておりました。

今回の御意見をいただき、改めて現状を調査したところ、この度の誤解が判明したもので、使用を避けることとされている食品の提供を直ちに中止いたしました。

今後は、ガイドライン等を誤解することないよう事務の在り方を改善するとともに、引き続き子どもたちの誤嚥防止に努めてまいります。

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更新日:2020年11月11日