2 JR燕三条駅の乗降者数調査について

御意見

5月6日より始まった、燕三条駅での取り組みについて質問があります。

この取り組みの目的は、ずばり何でしょうか?何度も考えたのですが、私にはどうしても理解出来ませんでした。

  • どこで乗りどこで降りるかわからない
  • 移動の目的が分からない

このようなデータは何の役に立つのでしょうか?

また、どうしても数字を取るなら、貴重な人材二人も使ってミスが起きる人的カウントするよりも、JRに依頼して正確なデータをもらったらどうでしょうか?

そして、もし正確なデータが分かったとしても、それを毎日見せられる市民はそのデータをどう扱ったらいいのでしょうか?

今回のメディアにおけるコロナ報道はあまりに偏極しており、その弊害が随所で出ていますが、それに加担するだけではありませんか?

つまり、現時点で燕三条駅での移動データを公表することは、いたずらに他地域に対する差別感情を醸成するだけではないでしょうか?

また、それでもそのデータ公表が必要なのでしたら、そもそもですが、「燕三条駅新幹線改札口」だけのデータでいいのでしょうか?

長岡で乗り換えて在来線で三条に入る人もいますし、高速道路、一般道路には車が毎日走っています。それらは、ノーカウントでいいのでしょうか?

あまりにも表面的で、杜撰なプロジェクトと感じざるを得ません。

回答

*令和2年5月26日回答

先日新潟県の緊急事態宣言が解除されましたが、私たちの日々の生活や社会経済活動を以前の形に戻していくためには、引き続き県外から「新型コロナウイルスを持ち込まない、持ち込ませない」ということを強く自覚し、その徹底に努めることが最も重要であると考えており、新型コロナウイルス感染症対策の責任と権限を有する新潟県知事も同様のメッセージを出されています。

燕三条駅における新幹線の乗降客数調査は、そうした県をまたいだ移動の状況を把握するために実施しており、JR東日本では当該駅での調査を行っていないことから三条市が独自に調査しているものです。

御指摘のとおり、首都圏等との往来人数の実数を把握することは困難ですが、調査を続けることで増減の傾向は十分に把握できると考えており、今後大きな増加傾向が見られた場合には、何らかの形で市民の皆様に注意喚起を行うことを考えております。

また、新型コロナウイルス感染症に関連する差別は決してあってはならないものであり、これまでもホームページやポスター掲示などよる啓発を行ってきたところですが、今後も様々な機会を捉えて法務局等の関係機関や子どもに対する教育という観点からは教育委員会などと緊密に連携し、必要な取組を進めてまいりたいと考えております。

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更新日:2020年06月10日