31 バイオマス燃料の活用について

御意見

現在、上保内にあります「保内工業団地」内に、バイオマス燃料を利用した発電所が運転しており、電力会社に売電をする形で供給していることと存じますが、バイオマス燃料を活用した保内地区での新しい需要のご提案を差し上げたく問い合わせをさせていただきました。

バイオマス燃料は環境保護に貢献される価値ある資源として、発電やその他熱利用に使用されていますが、熱利用を目的として人工的ではありますが、公共の入浴施設を設けてみてはいかがかと存じます。

三条市内ですと天然温泉で、下田地区にあります「いい湯らてい」様がありますが、ご自分で車を運転することが出来ない方もいらっしゃれば、もっと身近に入浴できる施設があればといった意見から施設を設けていただきたいといったご意見も市民の方から複数寄せられているかと存じます。

つきましては、せっかく保内地区でのバイオマス燃料の活用に成功していることをきっかけに、人工温泉(人工泉入浴施設)の設置検討をいただけたらと要望意見として提出致します。

回答

現在、バイオマス発電の稼動に伴い発生する熱を活用した事例として、御提案いただきました入浴施設を始め、木材加工施設や農業用ハウスなどに利用しているケースがあります。

ただ、三条保内発電所におきましては、民間事業者の施設であり、発電に伴い生じる温水や蒸気、温風などが発電所に帰属していることから、発電所から発生する熱を利用した、公共の入浴施設の設置は難しいものと考えております。

しかしながら、木質バイオマス燃料の地域還元という観点から、いただいた御提案につきましては、発電事業者にお伝えいたします。

この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。

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更新日:2019年11月05日