25 小中一体校の通学問題等について(その1)

ご意見

第一中学校区小中一体校の整備が進んでいますが、通学に関する不安は大きな問題です。

子どもたちの安全に関わる問題なので次の4点についてお答えください。

 1 市議会、三条市教育委員会、各学校等において実施した通学路の点検時期、方法、その結果について

2 集団登校の列に車が突っ込む事故が発生しています。それらの対策について

3 雪道実地検証の結果に表れている地域・住民・保護者の不安について、教育委員会、開校準備委員会任せにすることなく対応する必要があると考えます。

4 小中一体校は、通学の問題をはじめ、学校運営、教育活動について子どもたちの教育や安全に重大な支障をきたす事態が発生することを懸念しています。もし、不幸にしてそのような事態になったとき、市長の政治責任は重大と考えますが見解をお聞かせください。

回答

昨年全国で登下校中の交通事故が相次いで発生したことを受け、国土交通省、文部科学省、警察庁の3省庁が連携して緊急合同点検など、通学路における交通安全を早期に確保する取組みを全国的に行うこととなりました。

これを受け、三条市では昨年8月に学校教育課、建設課、環境課、国土交通省新潟国道管理事務所・長岡国道管理事務所、新潟県三条地域振興局道路維持管理課、三条警察署交通課が、危険箇所の合同点検及び協議を行いました。

その結果につきましては、ホームページに掲載しており、建設課「通学路の緊急点検の結果及び対策について」のページをご覧ください。対策実施済み箇所の例としては、信号機の設置や外側線の設置及び車道と歩道を分離するためのラバーポールを設置しました。

今後は、緊急性や安全効果の高いところから順次整備を図ってまいりたいと考えております。

通学路の安全確保は重要な課題であり、ハード面での通学環境整備と同時に学校における交通安全指導の充実と地域や保護者の方々等による見守りなど、今後も関係機関が連携し、多面的な安全確保に努めてまいります。

また、車が関係する交通事故を防止するには、運転者自身が高い安全意識を持つことが何よりも大切です。

車を運転する一人一人が交通ルールをしっかりと守り、歩行者を最優先とする意識を持った運転を常に心がけていただけるよう、今後も警察や交通安全協会と連携した啓発活動に努め、その普及を図っていきたいと考えております。

小中一体校の開校準備を進めるにあたって、第一中学校区小中一貫教育推進協議会に小中一体校開校準備委員会が設置され、平成24年1月以来、学校・地域・保護者の委員の皆様とともに教育委員会事務局も加わり、通学関連事項など開校に関わる諸準備について検討協議を行っているところです。

今後とも、これまで同様、小中一体校に関する教育委員会の対応を尊重して、関連事項については対応してまいりたいと考えております。

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更新日:2019年02月20日