令和5年6月9日(金曜日)市長記者会見
令和5年6月9日(金曜日) 議案概要説明会終了後 第二庁舎301会議室
発表内容
1 原油価格・物価高騰対策として国の交付金を活用した支援策を実施
国の地方創生臨時交付金を活用し、既に実施している小中学校などにおける給食食材費の高騰分に対する支援や低所得世帯及び低所得の子育て世帯に対する給付金の給付に加えて、福祉施設等や経済活動への支援を行います。
本件のポイント
- 原油価格・物価高騰対策として国の地方創生臨時交付金を活用した福祉施設等や経済活動への支援を実施
本件の概要
1 福祉施設等への支援(予算額91,518千円)
(1) 電気料金等の高騰の影響を受ける施設等に対する支援
ア サービスの種別及び施設の規模に応じた支援金を給付
- 高齢者施設等(予算額46,270千円)
- 障がい者施設等(予算額12,430千円)
イ 施設の規模に応じた支援金を給付
- 私立保育園等(予算額3,450千円)
(2) 燃料費の高騰の影響を受ける事業者に対する支援
ア 高騰した燃料費相当分の支援金を給付
- 公共交通事業者(予算額12,838千円)
- 一般廃棄物収集運搬許可事業者(予算額16,530千円)
2 経済活動への支援(予算額216,199千円)
(1) 県の制度等による3年間実質無利子の融資を利用し、売上げが減少している市内の事業者に対し、5年目の利子相当額の支援金を給付(予算額198,523千円)
(2) 肥料価格等の高騰による農業経営への影響を緩和するため、化学肥料の使用量低減に取り組む農業者に対して、国・県と連携して肥料コスト上昇分を支援(予算額15,476千円)
(3) 飼料価格等の高騰の影響を受ける畜産事業者に対し、飼養頭羽数に応じた支援金を給付(予算額2,200千円)
3 その他
関係予算案を6月定例市議会に提出することとしております。
2 水害対応総合防災訓練、ペット同行避難訓練等を実施 避難所での市民向けのイベント等も実施
出水期を迎え、水害対応総合防災訓練、ペット同行避難訓練等を実施します。
訓練に合わせて、避難所で市民が防災を学べるイベントも実施します。避難所を訪れた方にプレゼントもあります。
本件のポイント
- 水害対応総合防災訓練、ペット同行避難訓練等を実施
- 防災を学べるイベントを実施。避難所を訪れた方などにプレゼントを贈呈
本件の概要
1 水害対応総合防災訓練
(1) とき
6月18日(日曜日)午前7時~11時
※三条市タイムラインに基づく事前対応訓練は6月16日(金曜日)に実施
(2) ところ
市役所各庁舎、第1次・2次避難所ほか市内一円
(3) 内容
- 三条市タイムラインに基づく事前対応訓練
- 災害対策本部・支部及び避難所設置、運営訓練
- 避難情報等の発信、伝達訓練
- 災害時要援護者の避難支援訓練
- 住民避難訓練
- 三条市建設業協会様と災害対策支部による情報収集(現場パトロール)連携訓練
- 職員向けの災害時一時託児所開設訓練
2 市民向けイベント
(1) とき
6月18日(日曜日)午前8時30分~10時30分
(2) 内容・ところ
ア 参加者プレゼント 全避難所34か所
避難所で受付した方にレトルト食品や保存食等をプレゼントします。
イ 防災を学べるイベント 避難所10か所
災害対応車両や保存食の紹介など、楽しみながら防災について学べるイベントを、市内企業等の御協力の下実施します。
ウ 三条市LINE公式アカウントお友だち登録プレゼント 避難所10か所
必要な時に防災情報を受け取れるよう、当アカウントに友だち登録した方にプレゼントを贈呈します。
※避難所により実施の有無や内容が異なります。詳しくはチラシを御覧ください。
※各プレゼントには数に限りがあります。
3 ペットとの避難について
(1) ペット専用スペースのある避難所を増設
発災時、ペットと安心して避難できる避難所を3か所増やしました。
ア 新たに追加した避難所 西鱈田小学校、大崎学園、大島中学校
※これにより、ペット専用スペースを確保する避難所は、これまでのものづくり拠点施設、たいぶん(体育文化会館)、農村環境改善センター、下田公民館の4施設に加えて合計7施設となります。
(2) ペット同行避難訓練
ペット専用スペースのある避難所における、ペットの受付けから、各自で設置する避難スペースの立上げまでを体験できます。
ア とき
6月18日(日曜日)午前10時30分~正午
イ ところ
ものづくり拠点施設 2階 217・218号室
4 災害支援物資搬入搬出訓練
ヤマト運輸株式会社様及びNPO法人コメリ災害対策センター様の協力の下、実際の物資集積拠点での物資の搬入搬出に係るオペレーションを訓練します。
(1) とき
6月29日(木曜日)午後1時~午後4時
(2) ところ
燕三条地場産業振興センター
5 避難所における備蓄物資の強化等
発災時、躊躇なく避難所に避難いただけるよう、このたび、簡易ベットや生理用品などの備蓄物資を増強しました。
■学生消防隊について
三条市立大学生などによる学生消防隊で、令和3年度に結成。防災行事の運営サポート、防火啓発、応急救護の指導などの活動をしています。
今年度は、新たに7人が加わり44人(うち男性39人、女性5人)となり、水害対応総合防災訓練でも活動します。
チラシ「三条市防災訓練に参加しよう」 (PDFファイル: 2.9MB)
3 色と光が織りなす夏の水辺の風物詩 花菖蒲まつりを開催
しらさぎ森林公園において6月12日(月曜日)~25日(日曜日)に「花菖蒲まつり」を開催します。見頃を迎えた花菖蒲が紫色から白色への美しいグラデーションを織りなす花菖蒲園を舞台に、夜にはホタルが舞い幻想的な光景が広がります。
本件のポイント
- 花菖蒲の見頃に合わせて「花菖蒲まつり」を開催
- 100種2万株の花菖蒲が咲き誇るほか、夜間はホタルが舞う。
- イベントやフォトコンテストを開催。模擬店も出店
本件の概要
1 花菖蒲まつり
(1) とき
6月12日(月曜日)~25日(日曜日)
(2) ところ
しらさぎ森林公園(三条市矢田727)
(3) イベント等(予定)
6月17日(土曜日)
午後1時~3時 ネイチャークラフト
午後7時~9時 ホタルの生態説明会&観察会
6月18日(日曜日)
午前10時~午後3時 模擬店出店
※17日のイベント2件は申込み不要で参加費は掛かりません。
2 花菖蒲まつりフォトコンテスト
(1) 募集作品テーマ
花菖蒲や幻想的な夜の光景を写した作品
(2) 締切り
7月24日(月曜日)
(3) 賞品・副賞
ア カメラ部門
(ア) グランプリ(1点)賞状、クオカード3万円分、賞品
(イ) 花菖蒲賞、ホタル賞(各1点)賞状、クオカード1万円分、賞品
(ウ) 三条カメラ賞組合賞(1点)、入選(5点)賞状、賞品
イ インスタ部門
優秀賞(5点)賞品
(4) 応募方法
ア カメラ部門
写真の裏面に応募票を添付し、三条カメラ商組合加盟店又は株式会社新潟フジカラー取扱専門店に提出してください。
イ インスタ部門
三条観光協会公式Instagram(@sanjo_tourism_association)をフォローした上で、作品タイトル、ハッシュタグ「#しらさぎ花菖蒲まつり」を付けて投稿してください。
※作品の条件など詳しくは、チラシ又は公式ホームページを御覧ください。
4 諸橋轍次博士生誕140周年 漢字文化理解力検定と漢詩大会を実施
三条市名誉市民で「大漢和辞典」の編者である諸橋轍次博士の生誕140周年を記念した「第6回諸橋轍次記念漢字文化理解力検定」と「第15回諸橋轍次博士記念漢詩大会」を実施します。現在、受検者と漢詩を募集中です。
本件のポイント
- 諸橋轍次博士の生誕140周年を記念した「第6回諸橋轍次記念漢字文化理解力検定」と「第15回諸橋轍次博士記念漢詩大会」を実施
- 現在、漢字文化理解力検定の受検者、漢詩大会の漢詩を募集中
本件の概要
1 第6回諸橋轍次記念漢字文化理解力検定
(1) 漢字文化理解力検定
漢字文化に関して、総合的な知識と理解力を問うものです。漢字の読み書きや熟語の意味用法に加え、文字や語彙にまつわる事項も含みます。得点に応じて段位等級を認定します。
ア とき
10月1日(日曜日)午前11時~正午
イ 検定料
一般3,000円(学生以下無料)
ウ 応募期限
7月31日(月曜日)当日消印有効
エ 応募方法
募集要項を確認の上、郵送で応募ください。
(2) 生誕140周年記念イベント
ア 生誕記念講演
(ア) とき 10月1日(日曜日)午後1時
(イ) 講師 株式会社大修館書店 デジタル事業開発部 山口 隆志 氏
(ウ) 演題 不可能を可能に~『大漢和辞典』デジタル化の道のり~
イ 生誕記念漢字文化市民交流会
(ア) とき 10月1日(日曜日)午後2時
(イ) 内容
博士の生涯・業績や漢字文化について、漢字文化理解力検定委員会の委員等を交えて語り合います。詳細は、ホームページで追ってお知らせします。
2 第15回諸橋轍次博士記念漢詩大会
現在、漢詩を募集しています。審査により受賞された方に、11月の表彰式・流觴曲水に参加いただきます。
(1) 応募区分
一般の部、学生の部、生誕記念の部(新設しました。)
(2) 応募条件
一般の部、学生の部は自由題、生誕記念の部は、博士の生涯、業績、故郷など生誕記念に関する未発表の七言絶句で、ふりがな付きの書き下し文を併記してください。一般の部、学生の部は一人2首まで、生誕記念の部は一人1首とし、合計一人3首まで応募できます。
(3) 応募料
一般の部1首1,000円(学生の部、生誕記念の部は無料)
(4) 応募期限
7月31日(月曜日)当日消印有効
(5) 生誕140周年記念イベント
ア 生誕記念講演
(ア) とき 11月11日(土曜日)午後2時~3時30分
(イ) 講師 国士舘大学教授 藤田 梨那 氏
(ウ) 演題 祖父郭沫若と日本
イ 表彰式・流觴曲水
(ア) とき 11月12日(日曜日)午前10時~正午
※詳細は追って御連絡します。
※会場は、いずれも諸橋轍次記念館です。
※1(2)と2(5)アの聴講、イの観覧は申込み不要です。
■諸橋轍次(1883-1982年)
三条市(下田地域)で誕生。父の影響で幼少期から漢学に触れ、教師を目指して東京高等師範学校に入学。卒業後は教師をしつつ漢学の研究を深め、当時の文部省から中国留学を命ぜられる。帰国後、大漢和辞典の編さんを始める。当時の宮内省から皇太子明仁親王殿下(現在の上皇陛下)への漢学の御講義を委嘱され、浩宮様(現在の天皇陛下)御誕生の際にはお名前選びの一人になる。昭和35年までに大漢和辞典全13巻を刊行。昭和37年下田村名誉村民に選ばれる。昭和40年文化勲章、昭和51年勲一等瑞宝章を受章。
■諸橋轍次博士生誕140周年イベント
上記イベントに加えて、次のイベントも実施します。
1 特別記念講演 教学相長ず -教育者としての諸橋轍次博士- 6月11日(日曜日)
2 三条市立大学公開講座 6月16日(金曜日)午後2時~3時
※いずれも会場は諸橋轍次記念館です。詳細はホームページを御覧ください。
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更新日:2023年06月09日