令和4年4月12日(火曜日)市長記者会見
令和4年4月12日(火曜日) 午前10時 第二庁舎301会議室
発表内容
1 澤CMOを迎え 令和3年度のふるさと納税寄付金額が15億円超え
三条市の令和3年度のふるさと納税寄付金額が、令和2年度の寄付金額の2倍以上となり15億円を超えました。
本件のポイント
- 令和3年度の寄付金額が15億円超えに
- 令和4年度の寄付金額目標を25億円に設定
本件の概要
1 令和3年度寄付金額
約15億円
※令和2年度の2倍以上(令和2年度は約7億2千万円)
2 寄付額増加の背景
昨年10月にふるさと納税推進のために澤CMOを迎え、電子感謝券の導入や広告の強化のほか、地元の関係する事業者との連携に努めてきました。
その結果、事業者の御協力の下、「ものづくりのまち」の特色を生かしたアウトドア用品や、信濃川など河川からの恩恵を受けた肥沃な土壌で栽培される果物などの返礼品の提供につながり、寄付額の増加につながったものと捉えています。
3 令和4年度寄付金額目標
25億円
2 しらさぎ森林公園をリニューアルオープン
しささぎ森林公園をリニューアルオープンしました。
花菖蒲園内の木道を張り替え、テラスや複合遊具、季節の花を楽しめる花畑を新設しました。
本件のポイント
- しささぎ森林公園をリニューアルオープン
- 木道を張り替え、テラスや複合遊具、初夏の花菖蒲に加えて、季節の花を楽しめる花畑を新設
本件の概要
1 リニューアルオープン日
4月2日(土曜日)
2 リニューアルの内容
(1) 花菖蒲園内の木道を張り替え、木のテラスを2か所新設しました。テラスは木道より一段低く造っており、これまで見下ろしていた花菖蒲を間近で鑑賞できます。
(2) テニスコート約5面分の花畑を造成し、ベンチを設置しました。初夏に2万株が咲き誇る花菖蒲に加えて、桜、藤、紫陽花、ひまわり、コスモスと春から秋まで季節の花を楽しめます。
(3) 芝生広場に、滑り台のある複合遊具とターザンロープの遊具を新設し、子どもたちが更に楽しめるようにしました。
(4) その他、あずまや2棟を新設又は建て替えし、ゆっくりと休憩いただける場所を増やしました。
3 新型コロナワクチン 12歳から17歳までの3回目接種について
12歳から17歳までの新型コロナワクチン3回目接種について、次のとおり実施します。
また、18歳以上の約80%が5月22日(日曜日)までに3回目接種を完了する見込みです。
本件のポイント
- 12歳から17歳までの3回目接種は5月中に実施
- 18歳以上の3回目接種は5月22日(日曜日)で一旦終了
- 18歳以上の約80%が5月22日(日曜日)までに3回目接種を完了する見込み
本件の概要
1 12歳から17歳までの3回目接種
(1) 案内の発送日
4月15日(金曜日)
(2) 予約受付開始日時
4月25日(月曜日)午前9時
(3) 接種の方法
ア 個別接種
(ア) とき 5月23日(月曜日)~28日(土曜日)
※予約枠に空きがある場合、2回目の接種から6か月以上経過した方は期間前に接種できます。
(イ) ところ 小児科医ほか
イ 集団接種
(ア) とき 5月28日(土曜日)、29日(日曜日)
(イ) ところ 体育文化会館
(ウ) 接種者数 2,700人
(4) 接種するワクチン
ファイザー社のワクチン
(5) 対象者数
4,044人
2 18歳以上の3回目接種
(1) スケジュール等
2回目接種の時期 |
対象者数 |
案内の発送時期 |
予約開始時期 |
昨年12月以降 |
約600人 |
5月上旬 |
5月中旬 |
※昨年11月以前に接種した方には既に案内を送付し、予約受付・接種を開始しています。
(2) 接種の終了
18歳以上で3回目接種を希望される方の接種完了の見込みが立ったため、5月22日(日曜日)をもって18歳以上を対象とした3回目接種を一旦終了します。ただし、昨年11月末から12月中までの間に2回目接種をした方のために、6月中に接種の機会を設けます。まだ接種していない方は早目に接種を検討ください。
3 接種率・予約済み率(4月11日現在)
(1) 三条市の3回目接種済み率・接種又は予約済み率
現時点で、18歳以上の約80%が5月22日(日曜日)までに3回目接種を完了する見込みです。
年代 |
接種済み率 |
接種済み又は予約済み率 |
65歳以上 |
84.5% |
92.4% |
60歳~64歳 |
52.6% |
89.4% |
40歳~59歳 |
32.3% |
75.4% |
18歳~39歳 |
25.9% |
57.7% |
合計 |
53.4% |
79.4% |
(2) 5歳~小学5年生の接種
接種済み率 23.0%、接種済み又は予約済み率 38.5%
4 市内産電力を公共施設で利用する“電力の地産地消”を開始
このたび、公共施設において、市内の山林の間伐材等を活用して発電された再生可能エネルギーの電力を利用する“電力の地産地消”を始めます。これにより、カーボンニュートラルの推進を図ります。
本件のポイント
- 三条保内発電所で発電した再生可能エネルギーの電力を公共施設で利用開始
- 電力の地産地消の実現により、カーボンニュートラルを推進
本件の概要
1 経緯等
間伐材の利用促進と里山環境の保全を目的に、平成29年に木質バイオマス発電所である三条保内発電所(SGETグリーン発電三条合同会社)を誘致し、市内などの林業で発生した間伐材のチップを燃料に発電を行っています。
当該発電所の電力を「みんな電力(株式会社UPDATER)」を通じて公共施設が購入することで、電力の地産地消を実現しました。
2 公共施設での利用開始日
4月から順次
3 実施する公共施設
かんきょう庵、大面体育館、ウエルネスしただ、グリーンスポーツセンター、中浦ヒメサユリ森林公園、八木ヶ鼻オートキャンプ場、白鳥の郷公苑、三条鍛冶道場、丸井今井邸、旧青少年育成センター、井栗公民館、本成寺公民館、下田公民館、塚野目保育所、月岡保育所、あそぼって、大崎児童館(合計17施設)
4 CO2排出削減効果
年間で約34haの森林が吸収する約185tのCO2を削減します。
■三条保内発電所(SGETグリーン発電三条合同会社)の概要
所在地
三条市保内工業団地
出力
発電規模6,250キロワット
年間約42,700メガワット ※一般家庭約1万3千世帯分
■みんな電力(株式会社UPDATER)
電力小売事業、再生可能エネルギー発電所の開発・販売等を行う企業。「顔の見える電力™」の取組により、利用者が再生可能エネルギー発電所を選んで電力を購入することができます。
5 三条市と株式会社ジェクトワンが「地域活性化起業人に関する協定」を締結
増加が予想される市内の空き家への対応として、空き家の利活用から解体までを一貫で行える体制を構築するため、株式会社ジェクトワンと「地域活性化起業人に関する協定」を締結します。これにより、人材を派遣いただき、「特命空き家仕事人」として、空き家利活用の促進や解体の啓発等をしていただきます。
本件のポイント
- 株式会社ジェクトワンと三条市が空き家対策で「地域活性化起業人に関する協定」を締結
- 派遣される人材は、「特命空き家仕事人」として空き家利活用の促進や解体の啓発等を実施
本件の概要
1 締結式
(1) とき
4月12日(火曜日)午前11時
※報道機関様の受付は午前10時50分から
(2) ところ
三条市役所 三条庁舎 2階 大会議室
(3) 出席者
ア 株式会社ジェクトワン
代表取締役 大河幹男氏 ほか
イ 三条市
市長 滝沢 亮
副市長 若山 裕
(4) 締結式内容
協定概要説明、挨拶、協定書署名、記念撮影、質疑応答
2 協定内容
国の地域活用化企業人制度の活用による三条市に対する人材派遣を通じた空き家対策の促進に係る協力
3 派遣人材について
「特命空き家仕事人」として、5月から市役所環境課で勤務します。
(1) 活動内容
ア 利用可能な空き家の掘り起こしや、空き家の所有者と賃貸の希望者とのマッチング支援による空き家の流通・活用促進
イ 空き家所有者の相談対応や空き家解体に向けた所有者へのアプローチ 等
<株式会社ジェクトワンについて>
開発事業のほかリノベーション事業などを展開する総合不動産業者。空き家をリノベーションし、カフェやシェアハウスとして貸し出す「アキサポ」では、約50件の実績があります。また、全国の事業者と連携して空き家問題の解決を図る「アキサポネット」も開始しています。
<国の地域活性化起業人制度について>
地方公共団体が民間企業等の社員を一定期間受け入れ、ノウハウや知見を生かしながら地域の価値の向上につながる業務に従事してもらい、地域活性化の取組を進めるものです。特別交付税措置により支援が受けられます。
地方公共団体は企業のノウハウ等を活用して地域の課題解決を図ることができ、民間企業は、社員に多彩な経験を積ませることで人材育成につながります。
6 不妊治療費の一部を助成
不妊で悩んでいる人が経済的な理由で治療を諦めることがないように、4月から、不妊治療に対する市独自の支援を国の医療保険に上乗せして行います。
本件のポイント
- 不妊治療に対する市独自の支援を国の医療保険に上乗せして実施
本件の概要
1 助成の種類等
(1) 特定不妊治療費助成
ア 対象者
特定不妊治療以外の治療法では妊娠の見込みがない又は極めて少ないと医師に診断された夫婦(事実婚も含む。)で、治療開始時点で妻が43歳未満
イ 対象となる治療
体外受精、顕微授精(医療保険の対象に限る。)
ウ 助成回数
妻が40歳未満の場合…子ども1人につき最大6回まで
妻が40歳以上43歳未満の場合…子ども1人につき最大3回まで
※1回の治療につき1回助成します。
(2) 一般不妊治療費助成
ア 対象者
特定不妊治療以外で医師が認める不妊治療を受けている夫婦(事実婚も含む。)
イ 対象となる治療
タイミング療法、排卵誘発法、人工授精等(医療保険の対象に限る。)
ウ 助成回数
1年度当たり1回
※複数の治療を合算して1回助成します。
2 助成金額
医療保険適用後の自己負担額の3分の2(上限10万円)
3 申込み方法
医療機関に相談の上、子どもの育ちサポートセンターに必要書類を提出ください。
4 開始月
4月受診分から
申込方法の詳細は、ホームページを御覧ください。
7 子育て拠点施設あそぼっての耐力度調査を実施
子育て拠点施設あそぼってについて、建物の構造や立地からの影響等による建物強度を総合的に評価する耐力度調査を実施します。
調査期間中も当該施設は通常どおり御利用いただけます。
本件のポイント
- 子育て拠点施設あそぼっての耐力度調査を実施
- 調査中も当該施設の利用は通常どおり可
本件の概要
1 建物の概要等
(1) 建築概要
昭和56年 一ノ木戸小学校体育館として建築(鉄骨造)
平成27年 一ノ木戸小学校の移転に伴い大規模改修を実施
平成28年 子育て拠点施設あそぼってとして開設
(2) 建物の現況
平成28年の開設からこれまでの間、地盤沈下による基礎や内外壁の損傷等が発生し、都度、修繕してきました。
2 耐力度調査の概要
(1) 調査内容・評価方法
建物の構造耐力や経年変化などの健全度、立地条件による影響を調査し、建物の強度を総合的に評価します。(評価は点数化され、10,000点満点中4,500点以下であった場合は危険と判断されます。)
(2) 実施期間
おおむね3か月間を予定
(3) 施設の利用
調査期間中も通常どおり御利用いただけます。
3 調査後の対応
調査結果を踏まえ、必要とされる措置等があれば講じます。
8 三条市未来経済協創タスクフォースの創設に向けて始動
将来の当市の経済ビジョンやその実現に向けた戦略、戦術を策定するために組織する産官学からなる「三条市未来経済協創タスクフォース」の創設に向け、取りまとめを担う経済部部主幹(三条市未来経済協創担当)が着任し、始動しました。
本件のポイント
- 三条市未来経済協創タスクフォースの創設に向け、責任者となる経済部部主幹が着任し、始動
本件の概要
1 三条市未来経済協創タスクフォース
当市の産業界における現状及び課題を整理・分析し、今後の当市における地域産業の持続可能性を追求し、将来の経済ビジョンやその実現に向けた戦略、戦術を策定するため、産学官からなる「三条市未来経済協創タスクフォース」を創設します。
2 タスクフォース統括責任者の着任
(1) 着任者
井澤 俊和
(2) 役職
経済部部主幹(三条市未来経済協創担当)
(3) 活動内容
本タスクフォースの統括
(4) 着任日
4月1日(金曜日)
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更新日:2022年04月18日