先輩職員からのメッセージ

先輩職員からのメッセージを紹介します。

※職員の所属等はインタビュー時のものであり現在と異なる場合があります。

掲載職種:一般事務職、土木技術職、保健師職、保育士職、消防職

一般事務職

総務部 政策推進課 法務係 主事 大滝 雄斗 【平成30年度採用】

先輩職員の仕事の様子H30

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

法務係で、主に例規審査を行う仕事を担当しています。例規審査とは、各課が取組を進める際に、条例や規則等の制定や改正が必要になったとき、その内容や、文章が正しいかどうか等の確認及び修正を行う作業のことです。

また、各課が業務を進める中でぶつかった法的な問題に関する回答も行って います。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

私は、1年目は税務課に所属していました。税務課では、電話、窓口等で市民の方々から様々な問合せがあるのですが、その内容を理解し、正確に回答することに苦労しました。

また、問合せの中には税務課の担当でないものもあります。最初の頃はどの課がどの仕事をしているのか分からず、その問合せを引き継ぐことにも時間が掛かってしまいお客様をお待たせしてしまうことも多かったと思います。

 

■どのように乗り越えましたか?

分からないことは、基本的には自分で調べるのですが、問合せの対応においては、調べる時間が無いため周りの方に逐一確認するようにしていました。また、同じ様な問合せでも、確認してみると回答する際に必要な説明が全く違う場合もあったので、少しでも違和感を覚えたら 質問するように気を付けていました。

また、質問した際には、自分で分からなかったことを随時ノートにメモしておいて、なるべく1回で覚えて同じ質問を繰り返さないようにしていました。

 

■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

自分が今取り組んでいる業務の根拠を常に確認して仕事をするようにしています。「周りの人がこう言っていたから」や「前回作った文章がこうなっていたから」ではなく、その業務における作業の根拠を理解することで、自分で自分の仕事を正確に説明できるようにし、誤った認識で業務を進めることがないように心がけています。

 

■受験希望者の皆さんへメッセージ

最初は右も左も分からずに不安なことばかりだと思いますが、焦って一人で物事を進めようとせず、積極的に周りの上司や先輩を頼りましょう。最初は頼る一方でも、自分でも勉強を続けて少しずつ知識をつけていけば、次第に周りの方々から頼られることも増えていくと思います。一緒に頑張っていきましょう。

福祉保健部 福祉課 福祉・公営住宅係 主事 吉岡 真琳 【平成30年度採用】

先輩職員の仕事の様子H30

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

福祉有償運送に関すること、災害援護資金の貸付けに関すること、民生委員・児童委員に関すること、公営住宅入居者からの相談対応等、広く福祉に関する業務を行っています。

また、福祉課の庶務を担当しています。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

福祉課は市民の方と直接やり取りする業務が多いため、どのように伝えたら分かりやすいか、納得してもらえるかなど、接客対応に苦労しました。

最初の頃は、相手が伝えたいことは何かを汲み取り、すぐに対応することができずに困らせてしまうこともありました。

 

■どのように乗り越えましたか?

まずは自分の対応を振り返り、何が悪かったかを確認した上で上司や先輩に相談し、アドバイスを頂くようにしました。

また、「これはどこの課に行けばいいのか」と聞かれることが多かったため、各課の大まかな業務について調べたり、調べても分からない場合は先輩に確認したりして、自分の担当業務以外でも知識を増やすよう努力しました。

 

■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

大変なことや難しいことでも前向きに捉え、成長できる機会だと思って仕事をするようにしています。業務の中で、難易度が高く、知識と経験が必要なものもあり困惑しましたが、前向きに捉え、「まだ1年目なのに」ではなく、「1年目からできる のはありがたい」と思うことで、乗り越えることができました。

 

■受験希望者の皆さんへメッセージ

 初めはわからないことだらけで不安だと思います。私は社会人としても1年目だったため、なおさら不安が大きかったです。しかし、頼りになる上司や先輩に支えられて楽しく働くことができています。また、何でも相談できる同期の存在にも助けられています。

一緒に頑張りましょう!

 

市民部 環境課 ごみ減量係 主事 矢澤 匠 【平成30年度採用】

先輩職員H30

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

私は、市民部環境課ごみ減量係に所属しています。入庁初年度は、家庭ごみの収集に関する事務を行い、2年目の現在は、し尿の収集に関する事務と、汚泥再生処理センターという施設に関する事務を行っています。

私の所属するごみ減量係・清掃センターの仕事は、ごみやし尿の収集など、市民生活に直結する仕事がメインです。市民の方々からの問い合わせも多く、大変ではありますが、だからこそやりがいのある仕事だと思います。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

文書作成や会計処理など、最初はすべて苦労しましたが、やはり、初めて任された自分の担当事務をやりきることが大変でした。「この業者は何地区の、何のごみを収集するのか。」「このごみは可燃か不燃か。」など、多くの基本的な知識・情報を得た上で、日々の業務をこなしていかなければなりません。

くじけそうなときもありましたが、自分なりに日々努力し、周りの方々に支えていただきながら、なんとかやりきることができました。私の初年度は、失敗も成長もたくさん経験し、学ばせていただけた貴重な1年間でした。

 

■どのように乗り越えましたか?

まずは実際にやってみて、分からない点があれば様々なマニュアルや資料で調べる。それでも分からない場合や心配なときは、周りの先輩方に相談・確認をする。そこで得た知識や情報はメモしたり、マニュアルに書き加えたりして、次は自分で解決してみる。

このような一連の流れを意識するようにしました。それでもまだまだ乗り越えられてはいないので、日々の業務で経験を積み、乗り越えていきたいです。

 

■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

私たち公務員は、条例や規則を基に業務を行います。ですので、決裁権者(最終的にOKを出す人)や根拠法令はこれであっているのか、例年の業務であっても、その都度、確認を行うようにしています。また、メモすること、仕事に優先順位をつけること、丁寧な対応をすることなど、当たり前のことほど意識的に心がけるようにしています。

 

■受講希望者の皆さんへメッセージ

最初は、とても不安だと思います。私は高校を卒業し、すぐに入庁したので、学校とは全く異なる大人ばかりの世界に不安だらけでした。そんな私は、優しく頼りになる課の皆さんや、明るい同期の方々に支えられ、人に恵まれた環境で、初年度を走りきることができました。皆さんの周りにも、頼りになる上司や先輩方や、同じ不安を持つ同期の方がいます。悩みや不安があるなら素直に口に出してみてください。アドバイスや新しい知識がたくさんもらえると思います。もちろん、私たち若手職員も微力ながら力になりたいと思います。一緒に頑張りましょう。

市民部 地域経営課 地域振興係 主事 大澤 諒祐 【平成30年度採用】

先輩職員紹介H30

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

主に自治会に対しての補助金助成を担当しています。他にはNPO法人の認証事務や移動販売業者に対する補助金助成なども行っています。

しかし、私の所属している地域経営課の業務は多岐に渡り、担当者だけでは仕事が回らない時が多々あります。その際には、担当者のサポートに入り、国際交流事業や男女共同参画事業など、自分の担当ではない事務を行うこともあります。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

市民からの電話対応に慣れるまで大変でした。最初は自分の課や係がどんな仕事をしているのかを把握できていなかったので、その問合せがどういったものなのか、誰に電話を取り次げばいいのかなど分からないことだらけでした。

また、電話対応で迷いが生じると声が小さくなったり、曖昧な答えになったりと悪循環になっていました。

 

■どのように乗り越えましたか?

自分自身で課の業務について広く勉強するのはもちろんのこと、周りの方の業務を積極的に手伝うことで日々理解を深めていけたと思います。

また、曖昧な回答になってしまうことが電話対応で一番よくないことだと思うので、わからないことはわからないとしっかり伝えるようにしました。「わかる者に確認して折り返しお電話させていただきます。」などの対応にすることで、市民の方に不安感を募らせないように心がけています。

 

■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

誰のためにやっている仕事なのかを常に意識することです。もちろんすべては三条市民のために行っているものではあるのですが、時折、見失ってしまうことがあります。公務員の仕事では例年同様のものや定例的な事務が多くあり、慣れが生じてしまうと何が正しくて、本当に市民のためになっているかを考えないで仕事をしてしまう可能性があります。本来の目的を見失わずに事務を進めていくためにこうした意識を持つことを心がけています。

 

■受講希望者の皆さんへメッセージ

仕事だけではなく、視野を広げて様々なことに興味を持ってみてください。新しい環境になり、一生懸命仕事に取 り組もうとすることはとても素晴らしいことだと思います。しかし、私は仕事のことを考えている時間の割合が多くなればなるほど視野が狭くなってしまうと思っています。それは、異動が多い公務員として働く上でも致命的になってしまいます。色々なところに目を向けることが仕事においても自然と役立つと思うので、しっかり休んで自分の経験を深めてください。

三条市をより良いまちにしていくために共に頑張りましょう!

土木技術職

建設部 上下水道課 下水道工務係 技師 高橋 良太 【平成30年度採用】

先輩職員の仕事の様子H30

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

下水道工務係に所属しており、主に下水道工事の積算・発注、監督業務を行っています。下水道と言えば、トイレなどの生活排水を排水・処理する役割だけだと思われがちですが、都市を浸水から守るための雨水排除も下水道の重要な役割です。近年、いわゆるゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な大雨等が頻発し、三条市でも浸水被害が発生しており、その対策を行うべく雨水幹線や調整池の整備を進めています。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

工事を発注するためには工事で行う作業や材料を明確にし、予定価格を算出する必要があります。しかし、実際に下水道の工事現場を見たことがない私にとって、工事を進めるためにどのような作業や材料が必要かを判断することができずに苦労しました。

また、工事期間を考えると早期の発注を行う必要があり、限られた時間の中で業務を遂行することがいかに大変か実感しました。

 

■どのように乗り越えましたか?

先輩に教えていただくこと、先輩に同行し実際の工事現場を見ること、図書類を参考に自ら勉強することで乗り越えました。

業務を進めるための全ての手順が明文化されているわけではありません。また、工事に関する図書類は数が膨大であり、自分の欲しい知識がどこに記載されているかを見つけるには多くの時間を要します。そのため、自分ひとりで答えが出せないときは長期間悩まず、早めに先輩上司に相談するようにしました。

 

 ■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

3つあります。

1.ひとりで悩みすぎないこと。判断の遅れが発注の遅れ、工事の遅れにつながり、余計な費用やトラブルを発生させるからです。

2.先輩上司の現場立会に同行することや、研修等、知識習得の機会があれば積極的に活用すること。百聞は一見にしかずです。

3.土木技術職として採用されましたが、同時に三条市役所職員でもあるということを常に意識すること。土木のことだけ分かればいいではなく、広い視野で物事を進めれる知見を養うことが大切だと考えています。

 

■受講希望者の皆さんへメッセージ

入庁当初は分からないことだらけでしたが、頼りになる同僚、先輩、上司に支えられながら仕事をしています。

ひとりで仕事をするわけではありません。まずは先輩、上司を頼り、自分が頼られる職員に成長するよう、一緒に頑張っていきましょう。

 

保健師職

教育委員会 子育て支援課 子どもの育ちサポートセンター 総合支援係 技師 渡邊 瑞樹 【平成30年度採用】

先輩職員の仕事の様子H30

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

地区担当保健師として妊婦や乳幼児への相談対応を行うとともに、業務担当として乳児健診を担当しています。乳幼児健診や家庭訪問等で、子どもの様子を共有し、保護者の不安や悩みに寄り添いながら相談に応じたり、関係機関と連携しながら、子どもの健やかな成長発達と保護者が安心して妊娠出産育児ができるようサポートしています。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

個別ケースの対応では、対象一人一人の状況を把握し、ニーズに合わせた支援を行うことにとても苦労しました。

また、個別ケースの対応や乳幼児健診の業務等、複数業務を同時進行する際に、効果的かつ効率的に取り組むための優先順位を考えることが大変でした。

 

■どのように乗り越えましたか?

個別ケース対応では、まずは情報を整理し、対象の理解に努めました。判断に迷ったときには、先輩に相談して助言をいただいたり、先輩の対応を参考にし、自己学習を行うことでスキルアップを図り、よりよい支援につながるよう努めました。

また、月初めに訪問や連絡、乳幼児健診の業務等、状況に応じて優先順位を考えながらスケジュールを立てて実践することを意識しました。

 

■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

責任を持って仕事に取り組み、報告・連絡・相談を徹底しています。自分が行う仕事は市の仕事であり、市民に直結しています。1人で抱え込み、対応しようとするのではなく、市として最善な方法は何かを考え、対応するよう心掛けています。

 

■受講希望者の皆さんへメッセージ

入庁前と実際に働いてからのイメージが異なり、大変なことや悩むことがたくさんありましたが、頼りになる先輩からサポートを受け、様々なことを学びながら、良い環境で仕事ができていると感じています。

皆さんと働けることを楽しみにしています。

保育士職

教育委員会 子育て支援課 千代が丘保育所 主事 田巻 陽菜 【平成30年度採用】

先輩職員の仕事の様子h30

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

2歳児クラスの担任をしています。子どもたちの発達や興味に合った活動を考えて環境を設定し、遊びを中心とした生活の中で、子どもの育ちを援助しています。保育業務後の時間には、子どもたちの経過記録を作成したり、行事の計画や準備をしたりしています。経過記録の作成では、一人一人の姿を思い浮かべながらその子に合ったねらいを設定し、より良い関わりができるよう日々考えています。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

クラスの主担任として活動を進める中で、子どもたちの注目を集めることが上手くできなかったことです。活動と活動の間のちょっとした時間に絵本を読んだり手遊びをしたりして楽しい雰囲気を作ろうと思っていても、子どもたちの前に立つと焦ってしまい、臨機応変に動くことができませんでした。子どもたちは自由に行動してしまい、焦っている私の言葉は子どもたちに上手く伝わらず、全体をまとめることの難しさを知りました。

 

■どのように乗り越えましたか?

同じクラスの先生がどのように子どもたちの注目を集めているか見て学び、真似をしてみることから始めました。手遊びをしたり歌を歌ったりと、まずは自分自身が保育を楽しんでみようとすることで、自然と子どもたちも一緒にしてくれるようになりました。また、日々の研修ノートを通じてアドバイスをしてもらい、子どもの目線に立った関わり方を実践できるようになりました。

 

■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

いつでも笑顔でいることです。子どもたちと関わるときはもちろん、送迎に来られた保護者の方や、地域の方にも笑顔で元気良く挨拶をするようにしています。

どんな仕事も、関わる人との信頼関係の上に成り立っています。信頼関係を築くことは簡単なことではありませんが、笑顔で挨拶することはそのための第一歩だと思います。

 

■受験希望者の皆さんへメッセージ

保育士として働くことに期待や不安があると思います。先輩保育士の姿を見て、私もこんな風に保育したいと思う反面、実際には上手くいかず、自分にはできないと思ったこともありました。けれど、失敗しても次はどうしたら良いか考えたり、頼りになる先輩保育士に相談することで、少しずつ自信が持てるようになりました。子どもたちの成長をそばで見守ることができること、そして「先生、大好き」の言葉にやりがいを感じています。一緒に頑張っていきましょう!

 

消防職

消防署 下田分署 警防第1小隊 隊員 消防士 長谷川 凌 【平成29年度採用】

先輩職員の仕事の様子

■あなたはどんな仕事を担当していますか?

災害への出動はもちろん、災害が発生しないための予防や指導、災害時に使用する資器材や車両の点検を行っています。私たちの仕事は、備えが特に重要であり、いざという時に故障して使えないことがないよう、日頃から準備や点検を大切にしています。

また、事務処理も行っています。毎日の勤務日誌や報告書の作成、届出書の受理、審査を行います。

 

■仕事をする上で心がけていることはなんですか?

体調管理に特に気を付けています。食事はもちろんですが普段から体を動かしています。火災現場に出動すると長時間の活動となるので、日々の訓練や体力錬成を怠らないようにしています。

 

■入庁1年目に大変だったことはなんですか?

消防署の勤務は24時間です。最初は慣れない勤務体制に、非番は寝て終わる日が続きました。しかし、少しずつ慣れていき、休みの日を自己の研鑽に当てることができるようになりました。

私は市外出身で三条市のことが全く分かりませんでした。そのため一番苦労したのが三条市の地理や消火栓の位置を覚えることでした。私たちは指令と同時に出動の準備を整え、指令書に記された地図を確認し、安全、確実に現場に向かわなければなりません。そのため自分なりの目標物や目印となるものを覚えていくことが大変でした。

 

■どのように乗り越えましたか?

出動があったとき「自分ならこの道から行こう。」とイメージし、先輩方が通った道を覚え、帰って来てから先輩に通った道のことを聞くようにしていました。繰り返すことで少しずつですが自分の中で道が繋がっていきました。

そして、非番日に回るようにしていました。また、私の場合同期の職員と回ることも多かったです。情報を共有しながら回ることで自分自身のやる気にも繋がりました。

 

■受験希望者の皆さんへメッセージ

消防職は約半年間消防学校で消防の基礎を学びます。そこでの勉強はもちろん大切ですが、一生の友人もできると思います。三条の同期をはじめ他の消防本部の同期と最高の時間が過ごせます。一緒に頑張りましょう!

この記事に関するお問合せ
総務部 人事課 人事係

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更新日:2020年11月11日