国登録有形文化財(建造物)「つるがや店舗兼主屋」
国登録有形文化財(建造物)「つるがや店舗兼主屋」
つるがや店舗兼主屋が国の文化財登録原簿に正式に登録され、国登録有形文化財となりました。

つるがや店舗兼主屋 外観 南から (田村収氏撮影)
国登録有形文化財つるがやに登録証・登録プレートを伝達
国から交付された登録有形文化財登録証と登録有形文化財プレートを所有者に伝達します。
●日時 平成28年9月13日(火曜日) 午後2時〜
●会場 つるがや(三条市本町四丁目3番17号)
●出席者 所有者
平山育男(長岡造形大学教授・三条市文化財保護審議会委員)
三条市市民部生涯学習課長
●その他 新たに設置する国登録有形文化財標柱の除幕も行います。

伝達される登録有形文化財プレート
つるがや店舗兼主屋の概要
● 名 称
つるがや店舗兼主屋(てんぽけんしゅおく)
● 登録年月日
原簿記載:平成28年8月1日
(登録番号 第15-0441号)
● 所在地
三条市本町四丁目
● 構造及び形式
木造2階建、桟瓦葺(さんかわらぶき)
建築面積81平方メートル(登録文化財該当部分)
● 特 徴
三条市の中心市街地に所在し、大通りに面して建つ和菓子店の建物です。外観正面のせがい造の入母屋屋根に三条の町家の特色が良く示されています。
建物内部は手前に店舗、奥に通り土間を通して吹き抜けのチャノマなどがあります。チャノマは天井高6.1mを越え、通り土間との境は障子戸の上を3段の引違障子窓とする壮観なものとなっています。
● 建築年代
大正13年
● 登録基準
国土の歴史的景観に寄与しているもの。

つるがや店舗兼主屋 1階チャノマ 東から (田村収氏撮影)
つるがや店舗兼主屋の国登録有形文化財への登録答申について
国文化審議会は、平成28年3月11日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、つるがや店舗兼主屋を国登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申を行いました。
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更新日:2024年10月03日