国登録文化財(建造物)「旧今井家住宅新館(丸井今井邸)」
旧今井家住宅新館(丸井今井邸)の国登録有形文化財の登録について
中心市街地の歴史的景観を示す貴重な建物として市民に親しまれてきた丸井今井邸が、旧今井家住宅新館として国の文化財登録原簿に正式に登録され、国登録有形文化財となりました。
三条市内の建造物が国登録有形文化財に登録されるのは15件目です。
旧今井家住宅新館建造物の概要
● 名称 旧今井家住宅新館(きゅういまいけじゅうたく しんかん)
● 登録年月日 原簿記載:平成25年12月24日
(登録番号 第15-0385号)
● 所在地 三条市本町三丁目316番地2
● 構造及び形式 木造2階建、桟瓦葺(さん かわらぶき)
建築面積109平方メートル(登録文化財該当部分)
● 特徴 丸井今井百貨店の創業者今井藤七の地元本宅の離れ座敷として建設されたもので、室内の造作が丁寧な近代和風住宅の建物です。
● 建築年代 明治後期
● 登録基準 国土の歴史的景観に寄与しているもの。
登録証・登録プレート伝達
国から交付された登録有形文化財登録証と登録有形文化財プレートを、平成26 年2月18日に丸井今井邸へ伝達しました。当日は調査を担当した長岡造形大学平山育男教授による建物の見どころを解説する内部公開を行いました。
『国登録有形文化財旧今井家住宅新館大公開』(まちなか文化祭参加事業)
終了しました。
●開催日 平成26年3月1日(土曜日)・2日(日曜日)
●パネル展 「丸井今井邸のヒ・ミ・ツ全部見せます!」午前9時〜午後3時30分
●建物見学会 「見つけよう!丸井今井邸のヒ・ミ・ツ」午前10時〜・午後2時〜
旧今井家住宅新館(丸井今井邸)の国登録有形文化財への登録答申について
国文化審議会は、平成25年7月19日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会の審 議・議決を経て、現在三条市が 丸井今井邸として所有する旧今井家住宅新館を 国登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申を行いました。
なお、登録は、官報告示をもって正式決定となり、三条市内の国登録有形文化 財(建造物)は15件となります。
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更新日:2024年10月03日