戊辰150年を行く

三条市では、戊辰150年の節目にあたり、三条市内での北越戊辰戦争などに関連する事業を開催しました。

 

北越戊辰戦争 五十嵐川田島・曲渕の戦い 戊辰戦役記念碑

慶応4(1868)年7月29日に長岡城が再落城し、見附・大面を通って敗走する奥羽越列藩同盟軍は、それを追走する新政府軍と新潟港から上陸してきた新政府軍とに挟まれる恐れがあり、三条市街から五十嵐川伝いに会津方面へ退却することになりました。

8月2日には、五十嵐川左岸に新政府軍、右岸には同盟軍が陣を構え戦闘が行われ、多数の戦死が出ました。

月岡・諏訪方面から曲渕に進軍してきた薩摩藩の番兵二番隊には、西郷隆盛の弟、監軍であった吉二郎がいました。吉二郎は、田島側の同盟軍の小銃により腰に被弾し瀕死の傷を受け、その後運ばれた柏崎の野戦病院で36歳の若さで亡くなりました。 戊辰130年の平成10年8月2日に、この地で、新政府軍と同盟軍との激しい戦いで多くの人が死傷し、近代日本の建設がこの人たちの尊い命の犠牲によって始まったことを後世に伝えるため、市民有志により五十嵐川左岸曲渕堤防上に戊辰戦役記念碑が建立されました。

戊辰戦役記念碑

戊辰150年を行くI 講演会「北越戊辰戦争時の三条と戊辰戦役記念碑の建立」

講演会は終了しました。

戊辰150年の節目にあたり、五十嵐川を挟んで奥羽越列藩同盟軍と新政府軍との間で激しい戦いがあった8月2日に、三条での北越戊辰戦争と当時の町の様子や20年前の戊辰130年に建立された戊辰戦役記念碑を紹介する講演会を開催しました。

1 日時 平成30年8月2日(木曜日) 午後7時〜8時

2 会場 三条市中央公民館 講義室

3 演題 「北越戊辰戦争時の三条と戊辰戦役記念碑の建立」

4 講師 新潟県民具学会会長 五十嵐 稔 氏 講演会の様子

戊辰150年を行くII 歴史の道八十里越リレー講演会『歴史の道八十里越を越えた戊辰戦争』・歴史の道八十里越テーマ展

講演会・テーマ展は終了しました。

戊辰150年にちなんで、戊辰戦争と八十里越について講演会を開催しました。また、八十里越の発掘調査の成果などを展示するテーマ展も同時開催しました。

戊辰150年を行くIII いしぶみ・史跡めぐり

イベントは終了しました。

戊辰150年企画の第3弾として、北越戊辰戦争の激しい戦いを物語る市内のいしぶみや史跡を巡りました。

 

1 日時 平成30年9月24日(月・振) 午前9時〜午後4時30分

2 見学  

・歴史民俗産業資料館(本町三丁目)常設展示 三条の戊辰戦争、企画展 村山半牧 没後150周年展

・三条組旧大庄屋渋谷家屋敷跡(元町・中央公民館周辺)長岡藩宿営、新政府軍参謀西園寺公望宿営

・白鳥山本龍寺(帯織)本堂正面戸板銃弾痕、軍装類「慶応4年銘入」

・新政府軍戦死者墓碑(大面)伝薩摩藩士戦死者墓碑

・霊光山光善寺(矢田)本堂柱の刀傷痕

・戊辰戦役の地(曲渕)戊辰戦役記念碑

・浄土真宗大谷派三条別院(本町二丁目)奥羽越列藩同盟軍本陣、新政府軍本陣

・本寺小路界隈 昼食

・赤坂古戦場跡・石動神社(駒込)村松藩士戦死者墓碑、表烈碑、石動神社石段大砲弾痕

・八十里越道標(長野)庚申塔

・葎谷口留番所跡(葎谷)葎谷口留番所跡 いしぶみ・史跡めぐりの様子

白鳥山本龍寺(帯織)

霊光山光善寺(矢田)

戊辰戦役の地(曲渕)戊辰戦役記念碑

赤坂古戦場跡(駒込)

石動神社(駒込)

八十里越道標(長野)

葎谷口留番所跡(葎谷)

 

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電話 : 0256-46-5205 (直通) ファクス : 0256-64-8882
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更新日:2020年03月12日