三条市指定有形文化財「来迎寺観音堂」
三条市指定有形文化財「来迎寺観音堂」の概要
1 名称
来迎寺観音堂
2 員数
1棟
3 指定年月日
平成21年8月26日
4 所在の場所
三条市井栗三丁目
5 所有者
宗教法人来迎寺
6 構造及び形式並びに高さその他大きさを示す事項種類
桁行16.8m(5間)、梁行11.9m(3間)、木造一重、
入母屋造平入(背面寄棟造)、向拝1間付き、銅板葺
建築面積149.16平方メートル
7 建築の年代又は時代
江戸時代中期〜後期
8 創建及び沿革
寛治7年、北畠中納言家臣荒正が聖観音を奉持し、建立したことが起源として伝わる。
承徳2年、来迎寺と合寺し別殿を造営した後、弘治3年火災に遭い、一切を焼失した。
元禄年間、栄膳和尚により中興され現在に至る。
9 むな札、墨書その他参考となるべき事項
「宝永4年棟梁阿部弥次右衛門」の棟札があったとされ、文政11年の三条地震で前半分が
倒れ、大改修されたと伝えられている。
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更新日:2019年05月20日