三条市指定史跡「秀峰山明暗寺跡」

三条市指定史跡「秀峰山明暗寺跡」

 

名称・指定区分・種別
名称 指定区分 種別
秀峰山明暗寺跡 史跡
所在地・指定年月日・備考
所在地 指定年月日 備考
三条市中野原 平成17年5月13日  
■説明文
    普化宗明暗寺は、元禄4年(1691)村松から下田中野原に移され、廃宗となる明治4年まで約200年間続きました。寺とはいっても、まったく異質で、深編笠に袈裟を着け、帯刀し尺八を吹いてまわる虚無僧(武士)の寺でした。幕府の軍役寺として隠密や国事犯の逮捕も義務づけられ、さらに諸国の情勢をさぐる任務を負っていたため、幕府の犬とよばれ警戒されました。役人でも勝手に出入りできず、浪人や殺傷犯人の隠れ場となり、しだいに品格も落ちていきました。下田の一揆では、寺に役人らが逃げこみ百姓にとり囲まれ、打ちこわしにもあいました。現在は歴代座主や僧の墓のみが当時を語る寺跡として残っています。

 

●説明板所在地

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更新日:2019年02月20日