新潟県指定史跡「五十嵐館跡」

新潟県指定史跡「五十嵐館跡」

名称・指定区分・種別
名称 指定区分 種別
五十嵐館跡 史跡
所在地・指定年月日・備考
所在地 指定年月日 備考
三条市飯田 昭和48年3月29日 -
■説明文
    下田郷の西半分、五十嵐川流域を約400年にわたって支配していたのは五十嵐党という豪族でした。その領主は代々小文治と名のり、鎌倉幕府にも仕えています。昭和47年、一族の館跡が発掘調査され、堀を廻らせた方形の遺構が発掘され、出土遺物も確認されています。その結果、鎌倉時代中期から近世初頭にかけて、館があったことが明らかになりました。小文治は豪勇で知られ、吉ヶ平雨生ヶ池に棲む龍神の子とも伝えられています。また館は、五十嵐川沿岸にあって、規模や造作からみると、軍事よりも領民に対する支配権を誇示する意図が大きかったものと考えられます。今は、堀には花菖蒲が咲き、夏を告げます。

 

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更新日:2019年05月20日