三条市指定有形文化財「上保内・矢川家文書」

名称・指定区分・種別
■名称	■指定区分	■種別
上保内・矢川家文書	市	古文書

所在地・指定年月日・備考
■所在地	■指定年月日	■備考
上保内	平成19年8月24日	-

■説明文
保内・矢川家文書は、『中越大変地震録全(ちゅうえつたいへんじしんろくぜん)』、『上保内立始四拾二景(かみほないたちはじまりよんじゅうにけい)』、『米直段高直ニ付書残之一冊(こめねだんこうじきにつきかきのこしのいっさつ)』など7点があります。これらは、史料の貴重度や保存状況、また史料が示す保内地域の歴史背景などから、市にとって重要な古文書です。特に『中越大変地震録全』は、文政11 (1828)年11月12日の三条大地震の状況をつぶさに著した記録で、巻末に「文政十一年十一月末」とあって、地震後の短期間に伝え聞いた村々の被害状況（上保内を中心に近隣、東は下田鹿峠村辺り、北は新津町・小須戸町辺り、西は地蔵堂町辺り、南は傍所村辺りの範囲）を、その村々の領主や村況を含め詳しく記した大変貴重な記録です。

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