歩くことを楽しめる道路へ~「ゾーン30」の取組
■スマートウェルネス三条推進事業歩くことを楽しめる道路へ〜「ゾーン30」スタート!歩くことを楽しめる道路へ〜「ゾーン30」スタート!
現在、三条市が進めているスマートウェルネス三条推進事業の一環として、平成25年10月14日(月・祝)から市内で初めて「ゾーン30」を導入しました。
これまでの道路は、“車が通行しやすいこと”が優先にされがちでしたが、ゾーン30の区域の中では歩行者や自転車が主役です。
安全に安心して通行できる環境を整えることで、ゆったりとまちの散策などを楽しんでいただけることを目指します。
ゾーン30について
Q.そもそもゾーン30って何のこと?
住民の方が日常的に利用する道路や通学路が集中している場所を区域(ゾーン)として設定し、その中での車の最高速度を時速30キロに規制するものです。
ゾーンの中では車ではなく、歩行者や自転車の安全確保が最優先とされ、交通規制や道路改良等を行うことで交通事故の防止を図ります。
Q.どうして車の速度を時速30キロに制限する必要があるの?
車が歩行者等にぶつかった際、そのスピードが時速30キロを超えると、死亡や重大なケガにつながる率が急激に高くなります。
【車の速度と致命傷率のイメージ】 (JPEG: 25.8KB)
また、歩行者などの急な飛出しに対しても、車の速度が時速30キロ以下であれば衝突を回避することも可能ともみられています。
交通事故自体の発生、また被害を最小限に抑えるためには、まず車のスピードを抑制することが大切なのです。
Q.ゾーン30の区域はどのあたりなの?
おおよそ弥彦線・昭栄大橋・五十嵐川・信濃川で囲まれた区域(住所では主に本町・居島・元町・八幡町)です。
詳しくは下の地図をご確認ください。
そして、楽しく歩ける賑わいのあるまちづくりへ
ゾーン30の主な目的は交通安全です。
でも、街に出て買い物を楽しむにしても、まちを散策するにしても、車がたくさん通って常にキケンで怖いところからはやはり自然と足が遠のいてしまいます。
(たとえば三条マルシェなどで道路が歩行者天国になるときは、車を気にせずおもいっきり楽しめますよね。)
そこで、多くのひとからまちを楽しんでいただくには、まず安全が大事なのでは?という思いから、三条警察署との連携のもと、このゾーン30をスタートしました。
「交通安全からまちの賑わいへ」三条市のゾーン30は交通安全はもちろんのこと、“まちの活性化”や”健康づくり”という新たな視点を加えた取組となっています。
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更新日:2019年02月20日