高齢者交通事故防止運動
10月1日(水曜日)から10月31日(金曜日)までの1か月間、新潟県内において「高齢者交通事故防止運動」が実施されます。
県内の高齢者の交通事故死者数は、20年連続で全交通事故死者数の半数を超えています。また、例年10月末から年内に向けて、高齢者が当事者となる交通事故が多発する傾向です。
高齢歩行者と車の運転者の両方がしっかりと安全確認して、交通事故を未然に防ぎましょう。
運動のスローガン 「ひろげよう 長寿社会へ 無事故の輪」
高齢運転者の交通事故防止
高齢者運転者の皆さん
◎ 年齢を重ねると、誰でも身体の反応や視力・判断力に少しずつ変化や衰えが現れて
きます。
「まだ大丈夫」と思っていても、自分では気づきにくい小さな変化が、思わぬ事故につながることもあります。
体調がすぐれない時や夜間の運転は、無理をせずに出来るだけ控えましょう。。
◎運転免許センターでは、加齢に伴う身体機能や、認知機能の低下などから運転に不安を感じている高齢運転者及び家族からの相談を受け付けています。
安全運転相談ダイヤル#8080(シャープはればれ)まで。(平日8:30~17:00)
道路横断時の安全確認と夜光反射材の積極的な活用

歩行者の皆さん
◎ 道路を渡るときは、近くの横断歩道を必ず利用しましょう。
信号機のない横断歩道では、歩行者優先でもドライバーが気づかないことがあるため、車が止まったことを確認してから渡ってください。また、見通しの悪い場所や、停車車両の前後、道路を斜めに横断することは危険です。
◎ 高齢歩行者が事故に遭うときの主な例として、薄暗い時間帯や夜間があげられます。できるだけ明るい時間帯に外出し、夕暮れ時や夜間、外に出なければならない時は、白色系の明るい服と夜光反射材を使いましょう。
夜光反射材は、タスキ・キーホルダー・靴用のシール等、種類は様々で、目立たせることに最適です。
早めのライト点灯とこまめな切替え

運転者の皆さん
◎ 例年10 月の新潟県は、午後5時前に日が暮れ始めます。
まだ明るいと感じていても、周囲からは見えにくいことがあります。ライトを早めに点けて、自分の存在を周りに知らせましょう。
また、早めのライト点灯と、こまめなハイビーム・ロービームの切り替えをすることによって、早期に歩行者を見つけることが出来ます。
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更新日:2025年10月01日