光化学スモッグ
「現在、光化学スモッグに係る注意報等は発令されておりません。」
光化学スモッグとは
工場や事業所、自動車などから大気中に排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物(VOC)などが、太陽の強い紫外線を受けることにより光化学反応を起こし、「光化学オキシダント」と呼ばれるオゾンやアルデヒドなどの酸化性物質に変質します。気象条件によっては、この光化学オキシダントがたまってもやがかかったような状態になることがあり、この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。
光化学スモッグは、春から夏にかけて、気温が高く、日差しが強く、風があまりないような日に高濃度になります。
高濃度のオキシダントは人(特に子供や高齢者)の目や呼吸器などを刺激して健康被害を発生する場合があります。
注意報等の発令基準及び対処方法
注意報
- 発令基準:光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上
- 対処方法:各学校、幼稚園、保育園、高齢者等福祉施設などにおいては、できるだけ屋外での運動をさけて、室内に入ること。
警報
- 発令基準:光化学オキシダント濃度の1時間値が0.24ppm以上
- 対処方法:屋外になるべく出ないこと。各学校、幼稚園、保育園、高齢者等福祉施設などにおいては、屋外での運動を中止し、室内に入り、窓を閉鎖するなどの措置をとること。
重大警報
- 発令基準:光化学オキシダント濃度の1時間値が0.40ppm以上
- 対処方法:屋外に出ないこと。各学校、幼稚園、保育園、高齢者等福祉施設などにおいては、警報と同じ措置をとっていることの再確認を行うこと。
共通事項
目、のどに刺激を感じた人は、水道水等で洗眼、うがいをするとともに、市役所:0256-34-5574(直通)又は県環境センターに連絡してください。
詳細については、関連リンクをご覧下さい。
関連リンク
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更新日:2024年05月24日