ペットのために災害への備えをしておきましょう
災害は突然起こります。
いざという時、ペットを守れるのは飼い主だけです。まず、飼い主自身が無事でいること、避難する場合はペットと一緒に避難すること(同行避難)が基本です。ともに安全に避難でき、周りの人への迷惑かけず、安心して過ごすためには、日頃からの心構えと備えが大切です。
◆ 自宅の災害対策として留守の時の災害を考え、家具やケージが倒れないように固定しましょう
しつけと健康管理を行いましょう
突然の災害は、人にも動物にも大きなストレスがかかります。
普段からペットの健康状態に注意し、健康管理をしっかりと行いましょう
◆ 狂犬病予防接種(義務)、各種ワクチン接種
◆ フィラリアやノミ、ダニなどの寄生虫予防、駆除
◆ 避妊、去勢手術
◆ シャンプー、トリミングなどにより身体を清潔に
また、迷惑をかけないように最低限のしつけをしましょう。
◆ 不必要に吠えない
◆ 「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけ
◆ 決められた場所での排泄ができるようにする
◆ キャリーバックやケージにならしておく
◆ 他人や他の動物を怖がらない
首輪に迷子札や鑑札などをつけておきましょう
突然の災害では、ペットと離ればなれになるかもしれません。
ペットが迷子になり、どこかで保護されたとき、すぐ飼い主がわかるように、普段から身元を示すものをつけましょう。
◆ 鑑札、狂犬病予防注射済票 (犬のみ)
◆ 連絡先を書いた迷子札
◆ 首輪
◆ マイクロチップ
必要な物資を準備しておきましょう
避難所では、人に対する準備はされていますが、ペットに対する備えは基本的に飼い主が準備をお願いします。少なくとも5日分は用意しましょう。
命や健康にかかわるもの
◆ フード、水、食器
◆ 療法食、常備薬
◆ 予備の首輪、リード
飼い主や動物の情報
◆ 飼い主の連絡先
◆ ペットの写真
◆健康管理手帳(ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院)
ペット用品
◆ ペットシーツ
◆ 排泄物の処理用具
◆ トイレ用品(猫の場合はトイレ砂)
◆ タオル、ブラシ
◆ おもちゃ(ストレス解消)
◆ 消臭剤、ごみ袋など
◆洗濯ネット(猫の場合、屋外診療・保護の際に活用)
◆ ガムテープ、新聞紙、マジック(ケージの補修、ダンボールハウス、動物情報の掲示など多用途に使用可能)
地域の情報収集を行いましょう
住んでいる地域のハザードマップで危険個所を把握し、指定避難所の所在地や避難ルートを確認しておきましょう。
ペット専用スペースのある避難所
避難所 |
住所 |
体育文化会館 |
荒町2丁目1-3 |
ものづくり拠点施設 |
桜木町12-38 |
農村環境改善センター |
新堀2111 |
下田公民館 |
荻堀1144-1 |
西鱈田小学校 |
東鱈田40 |
大崎学園 |
東大崎1丁目14-74 |
大島中学校 |
大島5039 |
第一中学校 |
南四日町1-1-1 |
第二中学校 |
興野1-18-1 |
第四中学校 |
井栗1丁目35-70 |
家族や地域住民の間で話し合いましょう
地域で避難訓練を行う時などに、ペットを連れて避難する方法を家族や地域住民の間で話し合っておきましょう。
ペットの一時預け先を確保しましょう
ペットの一時預け先について、指定避難所で飼育する以外にも、親戚や友人など複数の一時預け先を探しておきましょう。
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更新日:2023年05月16日