中華人民共和国・湖北省・鄂州(がくしゅう)市
位置
長江〔揚子江(ようすこう)〕中流の南岸に面した都市で、湖北省の東南部に位置し、省都・武漢に隣接している。
友好のはじまり
平成6年4月28日「日本国新潟県三条市と中華人民共和国湖北省鄂州市との友好都市提携議定書」 を調印。
両市間で積極的に経済・貿易、スポーツ・文化、科学技術等あらゆる分野での交流を推進していくことにしている。
提携の動機
三条商工会議所と鄂州市との間で技術研修生の派遣・受入事業が行われていた。
三条市との交流
- 旧三条市が行なっていた青少年海外派遣事業が平成17年5月の合併後、新三条市に引き継がれ、現在に至る。
- 平成20年5月
李書記を代表とする経済代表団が当市との交流推進と、新潟経営大学の視察訪問、鄂州市技術研修生激励のため当市を訪問。 - 平成20年8月
三条市青少年海外派遣事業中国班として中学生2人、高校生1人を派遣し、学校訪問やホームステイ等を行う。 - 平成22年8月
三条市青少年海外派遣事業中国班として中学生5人派遣し、ホームステイ等を行う。 - 平成23年8月
三条市青少年海外派遣事業中国班として中学生1人、高校生1人を派遣し、鄂州市表敬訪問やホームステイ等を行う。 - 平成24年8月
韓進市長を代表とする経済代表団7人が、日中国交正常化40周年となる今年、友好関係と経済交流の発展のために、三条市を訪問、市内団体・企業を視察した。 - 平成26年11月
市長以下の三条市訪問団10人が、友好都市締結20周年を記念して、鄂州市を訪問する。 - 平成27年11月
楊軍常務副市長を代表とする経済代表団が、友好関係と経済交流の発展のために、三条市を訪問、市内団体・企業を視察した。 - 平成28年 鄂州市において洪水による被害が発生したことを受け見舞金100万円を送った。
- 平成30年8月 行政団及び教育団が当市を訪問し、市内の農業関係施設の視察、学校訪問、ホームステイを行った。
鄂州市の姿
- 人口:約110.18万人(2014年)
- 面積:1,504平方キロメートル
歴史
後漢滅亡(220年)の混乱に乗じ、華北を根拠地とした魏(ぎ)〔曹操(そうそう)〕、江南の呉(ご)〔孫権(そんけん)〕、四川(しせん)の蜀(しょく)〔劉備(りゅうび)〕があいついでおこり、中国を3分して争う三国時代(220年〜280年)に入った。その三国のうちの一つ、呉の孫権が、現在の鄂州市を武昌(ぶしょう)と呼び、政治・経済・軍事の要衝地の一つとした。
産業
鉄鉱石、金、銀、銅、モリブテン、コバルト、ゼオライト等の鉱山資源が豊富なことから、 冶金(やきん)・建材・機械などのコンビナートが整備され、さらに、紡績・服飾・食品・化学工業 など多様な工業集積を誇っている。
交通
- 揚子江沿いに6つの港
- 鉄道の要所:市内に3つの鉄道が通る
- 武漢南湖空港まで50分のアクセス
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更新日:2020年09月18日