第3次三条市男女共同参画推進プラン

計画の基本的な考え方

1 策定の目的

三条市では、男女共同参画社会の実現を図るため、平成17 年12 月に男女共同参画推進条例を制定し、同条例に定める基本計画「男女共同参画推進プラン」(以下「推進プラン」という)に基づいて様々な施策に幅広く取り組んできました。
しかしながら、依然として性別に基づく固定的役割意識*の解消には至っておらず、引き続き課題の解決に努めていく必要がありました。
加えて、男女共同参画の視点は、現在の社会において確実に進行している「少子高齢化」及び「人口減少」の問題に取り組む上でも、欠かすことができないものでありました。
以上の課題認識を基に、平成26 年度に第1次推進プラン(平成17 年度~平成26 年度)の見直しを行い、第2次推進プラン(平成27 年度~令和4年度)を策定いたしました。
また、策定後4年を経過した平成30 年度に実施した市民意識調査や「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下「女性活躍推進法」という)の制定等の社会情勢を反映し、見直しを行ったところです。
第2次推進プランについても、着実に前進しているものの、依然として性別に基づく固定的役割意識の解消等については途上の段階であり、引き続き解決に向けた基本計画となる第3次推進プラン(令和5年度~令和10年度)を策定いたしました。

2 計画の位置付け

この計画は、条例第9条に基づく男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本計画であり、「男女共同参画社会基本法」(平成11 年法律第78 号)第14条第3項の「市町村男女共同参画計画」として位置付けています。
また、女性活躍推進法第6条第2項の「市町村推進計画」として位置付け、三条市総合計画や他の個別計画との整合を図ります。

3 計画の期間

計画の期間は、令和5年度から令和10年度までの6年間とします。
また、社会情勢の変化や計画の進捗状況等に応じ、必要な見直しを行います。

※性別に基づく固定的役割意識:男女を問わず個人の能力等によって役割の分担を決めることが適当であるにもかかわらず、「男は仕事・女は家庭」、「男性は主要な業務・女性は補助的業務」等のように、男性、女性という性別を理由として、役割を固定的に分ける考え方のこと

プランの概要

第3次推進プランでは、副題を

三条市ジェンダーに捉われず自分らしい『私』推進プラン

としています。

第3次推進プランでは、取り組むべき方向性を明確に3つの基本目標を定めます。プランの名称にもあるように、ジェンダーに捉われず、一人一人が自分らしくあるために、それぞれが責任を持ち、協力しながら行動することが重要です。

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更新日:2023年04月12日