三条市公立保育所民営化等実施計画改訂版

核家族化、共働き世帯の増加などの社会経済情勢の変化の中で、保育ニーズが多様化して、います。また、このような状況下で安心して子どもを生み育て意欲を持って働ける社会環境整備が求められており、公立保育所を中心として保育サービスの一層の充実が重要となります。

一方で、三位一体改革の影響などにより厳しい行財政状況が続いている中で、効率的な保育所運営のために、積極的な民間活力の導入（民営化）や、保育所の再配置（統廃合）等を進め、保育サービスの充実・向上に努める必要があります。

このことから、今後の公立保育所のあり方及びその役割とあるべき配置を明らかにし、かつ積極的な民営化や統廃合を進めるための具体的計画を策定するため、平成19年3月から7月の期間「三条市公立保育所配置等検討委員会」を設置し、関係者、保育所保護者などの意見をもとに「三条市公立保育所民営化等実施計画改訂版」を策定しました。

【公立保育所の持つべき機能】

[1]行政機関としての機能充実

[2]地域の子育て支援の拠点機能

[3]配慮を必要とする児童への対応

【統廃合対象施設選定の考え方】

[1]児童数の少ない施設

[2]旧栄、下田地域の統廃合計画を尊重

[3]現地改修が困難であること

[4]代替施設があること

【公立保育所配置施設】

＜三条地区＞

・旭保育所 ・保内保育所 ・嵐南保育所 ・鱈田保育所 ・須頃保育所 ・月岡保育所 ・塚野目保育所

＜栄地区＞

・（仮称）中央保育所 ※福多保育所、大和保育所統合

＜下田地区＞

・千代が丘保育所

【統廃合検討対象施設】

・裏館保育所 ・名下保育所 ・中浦保育所 ・大島児童館

公立保育所として配置する施設及び統廃合検討対象施設以外は民営化の対象

【民営化年次計画（平成22年度までに5か所を民営化）】  

平成20年度 嘉坪川保育所

平成21年度 三条保育所、荻堀保育所

平成22年度 西四日町保育所、あいあい保育所

上記以外の施設については、平成23年度以降民営化実施予定

 【計画】 計画及び計画の概要については、下記よりダウンロードできます。

 【計画期間】 この計画の計画期間は、平成20年度から平成22年度（3年間）までとし、進捗状況等を検証しながら、平成23年度以降の計画策定に反映させます。

平成19年7月に策定した「三条市公立保育所民営化等実施計画改訂版」について、8月20〜31日にかけて、各所において説明会を実施しました。 各説明会の概要については、次のとおりです。